この年もフォードワークスとフェラーリワークス(330P2)の激しい戦いとなりました。しかし、両者とも共倒れとなり、優勝したのはフェラーリではあるもののNART(ノースアメリカンレーシング)チームのマステン・グレゴリーとヨッヘン・リントの操縦するフェラーリ・250LMでした。モデルはIXO製です。
このレースにはフォード勢の一角としてシェルビー・コブラ・デイトナクーペも参加していました。その1台が写真左のスクデリア・フィリピネッティに託された「59」です。こちらは京商製です。ちなみに、 クラス優勝のブルーに白帯2本の「6」は後に日本GPに現れました。
6台も出場したフォードGT40のうち7リッターの大出力エンジンを搭載していたのがこちらのMk.IIです。「普通の」GT40より長いノーズ、2枚の垂直尾翼、そして白いボディに濃紺のボンネット。中坊だった時代の憧れでした。この長いボンネットの中身はスペアタイヤだったそうです。モデルはBiZAR製です。
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