0038：1965年ルマン24時間

　この年もフォードワークスとフェラーリワークス（330P2）の激しい戦いとなりました。しかし、両者とも共倒れとなり、優勝したのはフェラーリではあるもののNART（ノースアメリカンレーシング）チームのマステン・グレゴリーとヨッヘン・リントの操縦するフェラーリ・250LMでした。モデルはIXO製です。

このレースにはフォード勢の一角としてシェルビー・コブラ・デイトナクーペも参加していました。その1台が写真左のスクデリア・フィリピネッティに託された「59」です。こちらは京商製です。ちなみに、 クラス優勝のブルーに白帯2本の「6」は後に日本GPに現れました。

　6台も出場したフォードGT40のうち7リッターの大出力エンジンを搭載していたのがこちらのMk.IIです。「普通の」GT40より長いノーズ、2枚の垂直尾翼、そして白いボディに濃紺のボンネット。中坊だった時代の憧れでした。この長いボンネットの中身はスペアタイヤだったそうです。モデルはBiZAR製です。

0037：1964年ルマン24時間

　1964年はフォードがルマンへ参戦した年です。彼らのGT40MｋIは速かったもののすべてリタイアし、フェラーリが表彰台を独占、5連勝、通算8勝目となりました。優勝者は275P、ドライバーはジャン・ギシェとニーノ・ヴァッカレラでした。

モデルはイタリアのアートモデル製です。IXOやミニチャンプスと比較するとややスジ彫りや車体の角が丸まっており、精密感が薄れます。

0036：1963年ルマン24時間

　63年で4連覇となるフェラーリです。この年からテスタロッサ系でなくミドエンジンとなりました。形式は250P。なんと上位6位まで独占する圧勝でした。ドライバーは優勝した21号車はルドヴィコ・スカルフィオッティとロレンツォ・バンディーニ、リタイアした23号車はジョン・サーティースとWilly Mairesse（カタカナになおせない）でした。

　モデルはともにIXO製です。なんで2台か、そしてわざわざリタイアしたクルマまで、とお尋ねか？それは誤って「23」を注文してしまったからなのです（笑）。

0035：1962年ルマン24時間

　1962年はフェラーリが3連覇を果たしました。車種はこれもテスタロッサの一族で、330TRI/LMです。ドライバーは前年と一緒、オリヴィエ・ジャンドビアンとフィル・ヒルでした。

　このモデルは入手に苦労し、ちょっと高価なレッドライン製です。箱も非常に凝っています。

0034：1961年ルマン24時間

　1960年（すでに「0017」に記載しました）に続き、61年もフェラーリがルマン24時間を制しました。テスタロッサの一族で、250TRI/61です。ドライバーはオリヴィエ・ジャンドビアンとフィル・ヒルでした。

　モデルはこれもIXO製です。

0033：1959年ルマン24時間

　1959年のルマン24時間の優勝車はふたたびドーバーを越え、アストンマーチンDBR1でした。ドライバーはロイ・サルバドーリとキャロル・シェルビーでした。

　モデルはIXO製です。

　なお、1960年はすでにこちらで記載いたしております。

0032：1958年ルマン24時間

　3年続きのジャガー勝利の後、1958年のルマン24時間の優勝車はフェラーリ250TR58でした。「TR」は、「赤いカムカバー」を著す「テスタ・ロッサ」です。ドライバーはフィル・ヒルとオリビエ・ジャンドビアンでした。

　モデルはIXO製です。

0031：1957年ルマン24時間

　1957年のルマン24時間の優勝車はジャガーDタイプで、3連覇と言うことになりました。この時のドライバーはロン・フロックハート（2年続き）、アイバー・ビューブでした。

　このモデルもIXO製です。ナンバーが4から3になっただけでなく細かいところを造り分けています。

0030：1956年ルマン24時間

　1956年のルマン24時間の優勝車は前年度に続きジャガーDタイプでした。ドライバーはロン・フロックハートとニニアン・サンダーソンでした。

　モデルはIXO製です。

0029：1955年ルマン2時間

　1955年ルマン24時間の優勝車はジャガーDタイプでした。ドライバーはマイク・ホーソンとアイバー・ビューブでした。

　モデルはノーブランドでブリスターパックに入ったものです。もしかすると雑誌の付録だったのでしょうか？　

　このレースで特記すべきは忌まわしき大事故です。周回遅れの車に追突したルヴェーの操縦するメルセデス300SLRが宙を舞い爆発して観客を巻き添えにしたのでした。原因が優勝したホーソンの車線変更にあった、とかメルセデスチームがトップを走りながらも本社指令でレースを止めたなど、詳しくはこちらをご覧ください。

　コレクションの白眉、トップを快走していたファンジオのメルセデス300SLRです。ドライバー背後の四角い部分がエアブレーキとなる、さらにチェック模様のシートなど、見所がたっぷりです。また、青いトランスポーターはメルセデス純正模型です。本当にこの組み合わせがあったかどうかはわかりませんがちょっとお洒落です。

　こちらのモデルは共にミニチャンプス製で、さすがにクオリティが高いものです。

0028：1954年ルマン24時間

　1954年ル・マン24時間の優勝車はフェラーリ375プラスでした。ドライバーはフロイラン・ゴンザレスとモーリス・トランティニアンでした。

　モデルはIXO製です。

0027：1953年ルマン24時間

　1953年のル・マン24時間の優勝車はジャガーXK120Cでした。ドライバーはトニー・ロルト、ダンカン・ハミルトンでした。

モデルはAuto Art製です。

　創業間もない頃のポルシェがルマンに送り込んだ一台。550クーペです。ヘルムート・グレックラーとハンス・ヘルマンのドライブで総合16位に食い込んでいます。なお、同型車「45」にはかのポール・フレールが搭乗し、クラス優勝していました。これはSPARK製でポルシェ博物館にて購入いたしました。

0026：1952年ルマン24時間

1952年ル・マン24時間レースの優勝はメルセデス300SLです。いわゆる「ガルウィング」ですね。ドライバーはヘルマン・ラングとフリッツ・リースでした。

モデルはIXO製です。