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2022年6月21日 (火)

0067:1988年ル・マン24時間

これまで途絶えていた分の記載もボチボチ再開いたします。どうぞお付き合いください。

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前年惜敗したジャガーのトム・ウォーキンショーは雪辱を期してジャガー・XJR-9を計5台[1][4]投入し必勝体制を組みました。決勝では「24時間のスプリントレース」を行う覚悟で臨み、ヤン・ラマース、ジョニー・ダンフリーズ、アンディ・ウォレス組の乗るジャガー・XJR-9LMの2号車(ヤン・ラマース、ジョニー・ダンフリーズ、アンディ・ウォレス)が24時間で5,332.780kmを平均速度211.665km/hで走って優勝しました。

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前年度まで優勝を続けていたポルシェですが、これまでスポンサーだったロスマンズがサポートを終了され、エンジンマネージメントシステムをボッシュと共同で改良し燃費改善と出力向上を図るという策でレースに臨み、予選ではワークス3台がトップ3を占めました。決勝ではトラブルが相次いだものの17号車(ハンス=ヨアヒム・スタック、クラウス・ルートヴィッヒ、デレック・ベル)は1位のジャガーを追い上げ、2位でゴールしています。

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トヨタ・88Cは、36号車(ジェフ・リース、関谷正徳、星野薫)が予選8位、37号車が10位と好グリッドを獲得し、決勝での好成績が期待されました。決勝レースで完走狙いに徹した作戦を取ったものの、完走こそ出来たものの順位は12位に留まってしまいました。日産・マツダも出場していますが、これが最上位でした。それとは別に日本人クルーはケンウッド・クレマー・レーシングから出場した高橋国光、岡田秀樹、ブルーノ・ジャコメリがドライブしたポルシェ・962Cが9位に入賞しています。

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