0072:1993年ル・マン24時間
3,500ccNAマシンによるスポーツカーレース(スポーツカー世界選手権、SWC)は1991年シーズン終了後にも中止される可能性があり、ワークス参戦もプジョーとトヨタのみとなり観客動員数も大幅に減ってしまいました。ポルシェはプライベートチームからポルシェ・962Cが出場しています。
プジョーは前年より3秒以上遅い3分24秒94を出したプジョー905の2号車がポールとなり、決勝でもジェフ・ブラバム、クリストフ・ブシュー、エリック・エラリー組の乗るプジョー905の3号車が24時間で5,100kmを平均速度213.358km/hで走って優勝し、2位・3位にもプジョーが入り、表彰台を独占しました。
トヨタTS010は一時トップに立ったもののトランスミッショントラブルで後退し、36号車の4位が最高位でした。トヨタ勢のうち、トヨタ・93C-V(旧規格のグループC)が出場したサードとトラストはトラブルなく24時間を走り切り、総合5位、6位となりました。
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