0023:スウェーデン国鉄の列車
1988年から90年までスウェーデンに留学していました。大学病院での仕事は脳卒中の動物実験ばかりだったので通勤はもっぱら自転車。時折駅に行くと写真左の電気機関車に引かれた列車と、青く塗られたマルメ-ルンド間の通勤電車(正面2枚窓で湘南電車に似ていた)をよく見かけました。この通勤列車の模型がほしく、一度発売予定があったため何度もマルメの模型店に通ったものですが結局入手出来ませんでした。月日が経ち、スウェーデンにもヨーテボリ-コペンハーゲン間で高速列車が走るようになりました。これが右側のX2000です。カミさんは1回乗っているようです。その後、2000年になりコペンハーゲン-マルメ間に海底トンネル+吊り橋(オーレスン橋)がかかり海で隔てられたデンマーク-スウェーデン両国が陸路で繋がり、スウェーデンの列車がコペンハーゲンまで乗り入れるようになりました。僕がコペンハーゲンでX2000を初めて見た時はこの塗装ではなく銀色一色になり「つまらなくなった」と感じたものです。X2000は日本の新幹線と異なり電車ではなく先頭の電気機関車がデザイン統一された客車を牽引または推進するというコンセプトとなっています。
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