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2004.12.29

仕事納め

 目々澤醫院の本年度の診療は昨28日で終了いたしました。本日は、診療所の受付に座り込み、今月分のカルテ整理とレセプト作成にまる1日を費やしました。レセコンでざっとチェックをかけ(ここまでは昨夜中の作業)、その結果をプリントアウトしたのを見ながら初診と再診の入れ替えをしたり(これで収入がだいぶ変わりますし、審査をする基金の役員さんたちがレセプトを見たときの整合性を修正しなければなりません)、抜けていた指導料を算定し直したりします。もちろん、この作業中に見つかった未請求分は患者さんに再請求するわけにいきませんが、少なくとも基金からの支払いは受けることができるので損失は最小限に留められます。そののちレセプトを全部プリントアウトして直に紙を見ながら再チェック。これで、紹介先病院が明記されていなかったりしたのを修正し、自分の仕事を終えます。通常、「とりまとめ」と呼ばれるレセプトを閉じる作業があるのですが、当院ではこれは事務員さんにお任せとなっています。
 いずれにしてもここまでの作業が終わったのは夕方の6時近くでした。雪が降っていて「でかけよう」という雰囲気でなかったのが幸いしたとも言えます。カミさんの歯科の方も今しがた同様の作業が終わったようです。さて、明日はしめ飾りを出しましょうか。

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2004.12.27

あと1日

 本年度の通常診療はあと1日です。すでに11月下旬に出現したインフルエンザA型は全く見られず、ウイルス性胃腸炎の患者さんばかりが目立つ状況です。年明けにはどういう状況になるかは全く予想が出来ませんが、おだやかな年明けであることを祈るばかりです。
 さて、年明けですが通常診療は6日(木)から開始致します。通常、第二土曜日は休診ですが、来年1月だけは始めての土曜日ということもあり、通常診療です。また、その翌日の9日(日)は、当院が休日診療当番となっております。かわりに、第三土曜となる15日は、臨時休診です。どうかお間違えのないよう、ご注意下さい。

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2004.12.26

WinではThunderbird

 オープンソースのMozillaから提供されるメールクライアント「Thunderbird」の日本語版がリリースされました。Macでは英語版の1.0をちょっと前にインストールして試してみましたが、それまでのメール環境のインポートがいまいちでした。これは日本語版も同様で、ちょっとがっかり。Mac上ではもうしばらくEntourageのお世話にならなければなりません。ひるがえって、Windowsではどうか。僕のVAIOではOutlook Expressは一度も使用しておらず、ちょっと不便な、でも安全といわれるOutlookで我慢していました。ここにThunderbirdをインストールすると、ほぼ完全にそれまでの環境がインポートされました。使い勝手も良く、もうOutlookには戻りません。逆に、OutlookにメインマシンのMacと同じ環境設定をしておけばすべてインポートできてよかったかも。実は、いまMacで便利に使っているFireFoxは、Windows版のInternet Exploreの環境をインポートしたものにちょっと手を加えてから設定ファイルをMacに移したものなのです。同じ手がThinderbirdでも使えるかも知れません。
 MacとWindows双方で便利に使えるネットクライアントソフトが充実してくると、いよいよOSがあまり主役でなくなってくるような気がします。でも、Linuxのひとつ、LindowsではFireFoxのインストールに難渋しています。今度はまたFedora Coreに書き換えて試してみましょうか(ウチではまだORCA込みでちゃんと作動するLinuxの環境を獲得していない)。
 問題は、ネットバンキング!「WindowsのInternet Exploreでないとダメ」というのは大変困ります。

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2004.12.25

混みました

 金曜日は、午前中は日本医科大学付属千葉北総病院でお昼まで神経内科外来(予約患者さん約20名)を診察し、午後から小岩に戻って半日のお仕事をすることになっています。
 今日は、前日の会合で会費支払いのため有り金を使い果たしていたのを忘れ、ウチからお金を持ち出さずに出勤してしまいました。いつものように駅前のスーパーで朝ご飯のおにぎりを買おうとして無一文であるのに気づきました。朝飯抜きでは仕事にならないため、病院の食堂で(デポジット制カードで)250円の朝定食をいただき(残金は210円)、いつものように外来を始めました。昼食は残金210円では食べることすらできないため病院食堂はあきらめ、とにかく小岩まで戻り(パスネットが買い換えたばかりでよかった!)、コンビニのATMでお金をおろしてなんとかしのぎました。でも、よく考えてみたら、北総病院の中にあるみずほ銀行のATMでおろしときゃよかったのに!
 午後は、定期休診日+天皇誕生日で水曜・木曜と連休となっていたため、グチャ混みになってしまいました。特に、開始間際にはウイルス性胃腸炎で吐いているお子さんや点滴をしなければならないご老人などで結構修羅場となりました。いま、ようやくカルテ整理と診断書書きを終えて自宅に戻りましたが、なんと!日付がもう土曜だ!今までの、「今日は」は、じつは「昨日は」なのです!早く寝なくちゃ。なにはともあれ、ちゃんとスタッフのお給料が払い込めてよかった!メリークリスマス!

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2004.12.22

健診を受けました

 社会保険新宿健診センターで健康診断を受けてきました。いくつか注文はつきましたが、心配していた上部消化管は大丈夫だったようでなにより。ただ、バリウムを出すための下剤の影響でまだお腹がゴロゴロしています。午前だけで男性だけでも50名近く、たぶん女性を入れると100名近くの受診者をさばいていくのはなかなか大変だろうと思いますが、体格測定・血圧測定・採血・心電図・聴力・視力・胃部レントゲン・胸部聴診などのスケジュールをさらさらとこなしているのに感心しました。ドクターによる結果説明も11時前に受けることが出来ました。ただ、その内容は(こちらが身分を明かさなかったこともあり)紋切り型で、ただ用紙を渡されただけと変わらないように思います。
 昨年は東京厚生年金病院の検診センターで同様の健診を受けましたが、検査結果が郵送されてくるのに4-5日を要しましたが、受けている最中の雰囲気はこちらのほうがよかったです。ドクターの診察もこちらは胸部打聴診・眼瞼視診・浮腫チェックのほか簡単な腱反射チェックもありました。しかし、こちらで超音波を受けたときやたらと膵臓の描出に時間をかけられたため、翌日心配になって当院のCTで撮影してもらい、いったいどうなっているのか自分で確かめてしまった、というエピソードがあります。
 さて、来年度はどうしましょうか。個人的にはまた元に戻ろうか、とも考えています。そのためには申し込みを即座にしないといけません。それとも社会保険の方ではなく、江戸川区医師会の「会員ドック」という手もありますね。古巣の佼成病院、というのも候補のひとつです。
 どちらの健診にも共通なのは、レントゲンや超音波(これは社会保険新宿健診センターでは含まれません)などの撮影画像を受診者に見せてくれないことです。こういうものはたとえ一瞬でも受診者に見せてくれるところがあるといいのですが。実は、他の医療機関で「異常なし」と言われた、と患者さんに主張されるのが一番「危ない」時があり、できれば数枚でよいのでキーとなる画像だけでも提供してもらいたいものです。

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2004.12.21

REACH Resistry 登録完了

 当院は、アテローム血栓性イベントリスクを持つ患者を対象とする国際前向き観察研究「REACH Resistry」に参加しています(日本国内からは500の医療施設が参加)。このため、こうした要因を持つ患者さんたちにご協力・ご同意をいただき、基礎データを担当している15症例分、登録を完了いたしました。
 本研究は、あくまでも「前向き観察」を目的としたもので、特に決まった治療などを行うものではないため、患者さんご自身には何の負荷や治療の偏向もかからないものです。とはいえ、こうした研究のためご協力いただけることは大変ありがたいことだと思います。この研究の完成までには登録後12ヶ月後、および24ヶ月後の報告作業が必要です。世界規模のこの研究がまとまったとき、また血栓症に対する新しい基準などができるのではないかと思われます。

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冬のソナタ

 医師会の夜間診療から戻るとウチではカミさんがテレビで「冬のソナタ」を見ていました。僕も途中からですがご相伴。肝心のセリフ回しが日本のドラマと違って大事なところで噛んで含めるようにゆったり。音楽がまるでアランドロンの頃のフランス映画のように心地良く回り込む。そうか、だから僕らの世代前後の女性たちに受けたのですね。キムタク・妻夫木世代の「ちょっとワル」風の青年像やスノボファッションの男の子たちを受け入れられない世代の憧れになってしまったのが手に取るようにわかりました。でも、これって今の日本の芸能界・ドラマでは真似できませんね。

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2004.12.20

夜間診療

 いま、江戸川区医師会の夜間診療所で仕事中です。やはりウイルス性胃腸炎の患者さんは多く、あとなぜかじんま疹の患者さんも複数来院されました。熱発が微妙に疑わしい患者さんたちにはインフルエンザの検査を行ってみましたが今夜来院された中での陽性率は1/3でした。
 おっと、まだあと責任終了時間まで20分あります。ここの診療室でネットに自由につなげるようになったのは非常に幸せです。きょうもちゃんと税理士さんへのメールでの連絡ができました。あとはワイヤレスでつなげるようになるといいのですが。

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2004.12.18

おじいさんの大車輪

 セゾンカードのTVCFで、おじいさんが鉄棒で大車輪をするのがありますね。実は、今日まで、よくできたCG(コンピュータグラフィックス)だと思いこんでいました。ところが、本日のNHK「週間こどもニュース」で、このご本人が本当に大車輪をしている映像がうつりました。オドロキ!
 ネットで調べると例1例2の如く、すでに「ご存じ」のネタだったようです。でも、やはりびっくり。たいしたもんですね。

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2004.12.16

ボロ市に行ってきました

0412boroichi
 毎年12月・1月の15・16日に400年以上前から連綿と開かれているという「世田谷ボロ市」へ、カミさんの付き添いで行ってきました。街道沿いの普通の商店や民家の前を平然と塞いで露店を広げるこの催しは境内や広場といった「それなりの用意された場所」に開かれる市とは違って底知れぬパワーと住民のよき理解がなければとても続くものではないと思いました。とは言っても日用品と古物主体の市が延々とあるだけで、自分の買い物があるわけでもなし、カメラを並べた店先で「どれか使えるレンズが付いているのがあればひっかけようか」などと物色する程度(結局はありませんでした)でした。肝心のカミさんはいろいろ戦利品があったようですが。名物の代官餅はすでに店じまいしていて食べられませんでした。途中、雨がぱらつきましたがじきにおさまりました。半蔵門線から総武線にのりついで帰ってきましたが、いやー、世田谷は遠いですね。帰宅するなり嘔気と下痢です。やられたなー。ウイルス性胃腸炎です。前日「ご用心」なんて書いておきながらナサケナイ。

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2004.12.14

嘔吐・下痢にご注意

 11月22日に当院で初感染が確認されたA型インフルエンザはその後ぱったりと息を潜めています。江戸川区南部の葛西で始まり、江戸川区北部の当院周辺では、中小岩小学校では感染児童が多かったにもかかわらず、隣の学区の上小岩小学校へは飛び火しなかったようです。また、江戸川区の北隣の葛飾区でもあまり流行したという話を聞きません。流行が地域限定だったのでしょうか。あるいは、12月初旬の天候のせいで感染が(一時的にせよ)収束したとでもいうのでしょうか。
 かわりに、今週のカゼひきの主役はウイルス性胃腸炎で、「吐いて」「下痢して」というタチの悪いカゼです。熱が出る場合と出ない場合の両方があり得ます。また、吐物などで感染しやすいことも要注意です。このウイルス性胃腸炎には、(当たり前ですが)抗生物質は効きません。吐き気止めや下痢止めに多少の消炎剤を併用して安静を保つしか治療法がありません。
 ちなみに、痰を伴うセキや黄色い鼻汁などが混ざる場合は抗生物質の適応となります。こうしたカゼも結構多く、長引きます。実は、院長もこの痰混じりのセキを数日患ってしまいました。結構、マクロライド系の抗生物質が効きますね。

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2004.12.12

スノータイアに履き替えました

0412tire 今日はずいぶんと冷え込みました。東京の初雪はまだまだとは思いますが、ウチのザフィーラのタイアを夏物から冬用へ履き替えました。最初はタイアショップへ持ち込んでやってもらおうと思い、スノータイアを4本積み込んでショップを訪れたのですが、作業中や作業待ちが何台かあり、「1時間待ち」とのこと。そこで、自宅のガレージで車載のしょぼいジャッキを使い、自分で履き替えてしまいました。所要時間45分。学生時代だともうちょっと早かったような記憶がありますが、まあ、こんなもんでしょう。
 履き替えたあと、ガソリンスタンドで給油したのち空気圧を調整して出来上がり。ところが、そのスタンドのポータブル充填器が床上にほっぽり出されていたため、1本調整するごとに充填バルブに持ち帰らねばならず、時間をとられてしまいました。セルフのスタンドではこういうところが管理不行き届きになりやすいのですね。ちなみに、このスタンド、半年前にはコンプレッサーから直にエアを出すチューブがあったのですがこれは調圧機はあるもののチューブがすでに取り払われて使用不可能になっていました。

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2004.12.11

踊らいぶ

0412joto カミさん(坂東雅)が日本舞踊協会城東ブロックの「踊らいぶ」に出演しました。会場は浅草公会堂で、ぎっしり満員でした。カミさん出演の「小唄:噺城東弥次喜多」は、大勢の出演で賑やかな舞台でした。その前の演目、「連獅子」は、男性日本舞踊家としては双璧といわれる藤間蘭黄さんと花柳基さんががっぷり四つに組み合った迫力あふれる舞台でした。

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2004.12.08

鯉が来た

0412koi.jpg
 さるネットオークションで「小知谷の鯉10匹セット」というのがでており、入札したところ購入できてしまいました。銀行から送金し、待つこと2日。今朝宅急便でミカン箱に入って届きました。どれも皆元気で10匹ではなく11匹も入っていました。うち5匹は自宅の金魚と同居の水槽に、残り6匹は目々澤醫院の池に放しました。由来はわかりませんが震災被災地からの生き残りかも知れません。元気に育ってくれるとよいのですが。

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2004.12.05

12月の(あと一歩で)夏日

0412sendagi.jpg
 時ならぬ台風もどきの低気圧で強い風・雨。それが去ると、とても12月とは思えない上天気。なんでも24度まで上がったとか。千駄木の医局や行きのタクシーなどもエアコンが(冷房で)入っていました。看板などが飛んで被害を出していたところもあったようですが、なにより大変なのは雨上がりの落ち葉。千駄木の付属病院の近くの根津神社では銀杏並木からの落ち葉で境内はまるで黄色い絨毯を敷き詰めたようでした。

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2004.12.02

お歳暮はいかに

 12月に入り、お歳暮が届くようになりました。懐かしい人からおなじみのものが届くと嬉しいですね。ところで、定期購読している日経パソコンの連載コラム「電脳血風録」で、勝谷誠彦さんが面白いことを書いています。いわく、「(21世紀のお歳暮は)日々消耗するものの大量に買うのはかさばるので憂鬱なIT関連商品こそこれからのお歳暮なのである」。ううう。本当にその通り。コラムの中で示されたプリンタインクなど、本当にもし貰えたら心の底から喜ぶでしょうね。ちなみに、ウチのプリンタはhp deskjet 5850です。インクはhpの56番(黒)と57番(3色カラー)です(冗談だか本気だかよくわからなくなっています、ハハハ)。

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2004.12.01

「 チョー気持ちいい」

 きょうは、こんな発表がありました。忘れないようにリンクを張っておきます。ウチの「 チョー気持ちいい」は、今年はまだないような気がします。さて、師走です。どんな年の瀬を迎えることになるのでしょうか。

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レセプト作業終了

 11月分の診療報酬請求明細書(レセプト)の作業が終わりました。当院では、院長がレセコン上のチェックと刷りだし・実際の印刷されたレセプトの目視チェックを済ませ、修正分の刷りだしを終えて受付事務のスタッフに取り纏め作業をやってもらっています。よそでは事務員さん任せという話も聞いたことがありますが、大学病院で長く保険委員をやってきた経験から、どうしてもこのチェック作業を自分でやらないと気が済みません。そういえば、先代の父は同様の作業の後、自分で取り纏めまでやっておりました。
 印刷待ちの間に、来週みえることになっている税理士さんに渡す経理資料も2ヶ月分整理を済ませました。こうして、ふと気がつくともう6時過ぎ。12月になり、結構寒さが身にしみます。はたして、今夜はタヌキに出会えるか

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