花粉症のゆくえ
3月10日頃に花粉の大量飛散があって以来3週間が経とうとしています。実は、一昨日、27日(日)は、朝、窓を開けるなりむちゃくちゃだるさが生じ、なんとかカミさんの作ってくれた朝ご飯をたべたのち再び布団にもぐりこみ、晩に食事で外出するまでただただ惰眠をむさぼっていました。ところが、昨日・今日と外来にみえる花粉症の患者さんたちの様子を聞いていると、どうも日曜だけ熱を出していたり、だるさで動けなかったという人が混じっていました。今年の花粉症では、単なるくしゃみ・鼻水・鼻づまり・眼の痒みといったアレルギー性鼻炎・結膜炎の症状だけでなく、こういう体調不全も起こりうるのかも知れません。花粉症が単なるスギ花粉の飛散というだけでなく、現代社会の大気汚染と結びついているあかしなのでしょうか。
きょう、以前トラックバックをいただいた方のBlogの「コメント」から面白いページを見つけました。花粉症と副鼻腔炎の治療を受けておられる方のようですが、患者さんの視点から見た(医師による)お薬の選択のされ方がストレートに書かれており、一部「うんうん」とうなづきながら、また「そういう選択をするドクターもいるのか」と驚きながら読ませていただきました。Blogでの出会いも一期一会、そうした「患者さんの本音」を普段の診療で引き出しながら拝見できるといいなあと思います(というわけで、頭痛の患者さんたちの診療時間が長引いてしまう傾向があるのですが)。
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