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2005.05.31

Net Hawk蘇るか?

 前2回のレポート(10.4にはサポートなし続・10.4にはサポートなし)でお伝えした、キャノンイメージングシステムテクノロジーズのプリンタサーバ製品のMac OSX用ドライバにつき、「 弊社Macintosh用プリンタードライバー「NetHawk X Driver Ver.11.1.0」について、現在Mac OS X 10.4で動作テストを行っています。印刷結果、テスト内で発生した現象や不具合などについては動作テスト終了後本Webページ上で随時公開してまいります。今しばらくお待ちください」とのコメントがドライバダウンロードページに掲載されました。あまり前向きなコメントとは言えませんが、新ドライバ開発に向けての方向だと有り難いと思います。それまでは目々澤醫院では10.3.9で我慢します。

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2005.05.30

日本脳炎の予防注射をやめます

 本日付の朝日新聞の記事「日本脳炎の予防接種中止を緊急勧告 厚労省」でもご存じの通り、ADEM(亜急性播種性脳脊髄炎)を起こした一例を理由に現在ある日本脳炎ワクチンの接種を中止する指示を出しました。医師会からはお昼過ぎにファクスによる連絡がはいり、患者さんへのQ&Aのほか、東南アジア等へ長期出向される人たちなどの「日本脳炎ワクチンがぜひ必要」とされるケースへの「承諾書」などが届きました。
 いままで「これをうっておけば蚊に刺されても大丈夫だよ」とお子さんたちに予防注射をうっていた我々もある朝突然の命令にびっくりしています。厚生労働省は数人のBCGによる上腕筋の萎縮事故のために小学生のツベルクリン-BCG接種を取りやめています。本当に日本脳炎や結核が将来日本で再蔓延しないと言い切れるのでしょうか。

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2005.05.28

ウイルス性胃腸炎、再び

 昨日、一昨日と目立っていたのがウイルス性胃腸炎の患者さんです。季節的には「何でいまごろ」という感じですが、「クラスの10人以上が罹患」という話も親御さんたちから聞きました。吐物などから感染しやすいため、十分注意が必要です。明日からの週末で感染が断ち切られるといいのですが。

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2005.05.27

続・10.4にはサポートなし

 先日のこちらの記事への追加報告です。ウチの診療所では、キャノンのLBP-470というレーザプリンタにキャノンイメージングシステムテクノロジーズのNet Hawk N-111という内蔵型プリンタサーバを搭載して処方箋印刷のためのネットワークプリンタとして活用しておりました。Mac OSX 10.3.9までは(OS9時代も含めて)きちんとプリンタドライバもアップされ、とても重宝していたのですが、OSX "Tiger" 10.4をインストールしてからおかしくなってしまいました。
 単純な印刷ならできるものの、「イメージモードでないと印刷できない」というエラーメッセージが出るようなプリントをしたあと、そのメッセージが出る前に次の印刷をしてしまうとシステムエラーに巻き込まれ、強制終了しても再起動後に同じタスクを開始してしまい、結局システムを壊してしまう羽目に陥ります。これは、「周辺機器との相性をなおした」と言われるマイナーアップデートの10.4.1でも同様でした。以上、簡単ですがご報告まで。実は、これから10.4.1条件でのテストを行ったcubeを復活させなければならないのです。困ったもんだ。
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 解決編:こうなってしまうと、もう通常の方法では解決不能です。何度再起動してもメニューバーが出ないままでくるくるレインボーサークルが回り続けます。そこで、電源ボタン長押しで強制終了させたのちshiftキーを押したまま起動し、「safeモード」で起ちあげます。これだけでも十分かも知れませんが、念のため「Net Hawkネットワークドライバ」を再インストールしました。これで再起動すれば、ゴミ箱の中に「Info.plist」および「InitOpenApp.plist」というファイルが入った状態で無限ループから脱出できます。これって、実はまた同じ状態に陥ってしまったときの自分のためのメモですね。こんなワザが一般的にならなくて済むように、どうかきちんと10.4対応のドライバが開発されることを切望いたします。

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2005.05.23

医師会準夜です

 このところ、しばらく疾患に関するレポートをアップしていませんでした。連休明け以来、花粉症もおちつき、特定の感染症もはやらず、平穏な毎日が続いています。
 今日はいつもの診療とカルテ整理を終えてから医師会の夜間急病診療所で準夜勤をしています。いま、午後10時がそろそろ、という時刻ですが、いまのところ4名の熱発のお子さんを診察したのみで、「お暇」です。今夜は時ならぬ強い雨も来ましたし、今夜はこんなもので済むといいな、と思います。

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2005.05.19

User Agent Switcher

 ウチでは、さる銀行口座でネットバンキングを行っています。そのうちひとつはかなりアタマの硬い銀行で、アクセスするブラウザをWidows上のInternet Explore(以下IE)だけに限定しています。先日診療室マックが「昇天」した際に困ってしまったのはこの口座へのアクセスをそのマック上のVirtual PCで動くWindows XPに限定していたことがあげられます。まあ、何事もなく「復活」したからよかったものの、そうでなければまたまた以前の銀行まで出むいての振込作業を再開せねばなりませんでした。
 さて、表題の「User Agent Switcher」は、こうした「アタマの硬い」サイトへ最近評判のFirefoxを使用して乗り込むツールです。しばらく前のマック雑誌のFirefox特集にも載っていましたが、もうわが家からは廃棄されてしまっており、半日かけてサイト上で検索し、こちらのサイトでめでたく「再発見」した次第です。Firefoxには、WindowsのIEで作成した認証鍵を読み込む機能があり、両方を使うとめでたく所定の目的、「マックでネットバンキング」を果たせました。でも、この機能、「置き忘れ」の可能性があるノートPCには絶対に移植できませんね。

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2005.05.16

10.4にはサポートなし

nethawkOSのアップデートにはいろいろリスクがつきまといます。今度のMac OSX 10.4「Tiger」も同様です。前回お知らせした診療室マックの修復作業中にいったん10.4をインストールして仮使用していたところ、プリンタドライバのエラーで使用がままならなくなったのですが、これはやはりかなりの相性の悪さのようで、メーカーのHPには「10.4以降は対応予定なし」とのつれないお言葉。これまで「Print Caddi」の時代から愛用してきた、キャノンのレーザプリンタをネットワークに結ぶ製品を作ってきた「キャノンイメージングシステムテクノロジーズ(旧新潟キャノテック)」からの絶縁状でした。利用者数が少ないのでしょうか?レセコンとペアのプリンタのため、買い換えもままなりません。メーカさん、考え直してもらえないでしょうか。

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2005.05.11

診療室マック、復活

 連休入りの4月29日朝、診療室のMac(G4 QuickSilver)をいつものように起ちあげたところ、全然起動せずにグレーのアップルマークを出し続けているのに気がつきました。どうも、起動用のハードディスクの異常が生じたようです。患者さんたちのデータとは全く別のディスクなのでさほど心配もせず、いくつかの恒例の手続きを繰り返して復活を試みましたがそのうち他のディスクから起ちあげても認識されなくなり、完全に「昇天」の状態となりました。幸い、そのディスクにしかインストールしていなかったソフトウェアも回収が済んでからだったのですが、一時は今後の診療に支障を来すのでは、と真っ青になりました。そのうえ、3台内蔵してあったハードディスクのうち、主としてデータを入れてあった空き容量たっぷりのいちばん新しいハードディスクを新たにシステムをインストールして仮使用しているうち、そちらまで不調を来してしまったため、昨日意を決して秋葉原に向かい、新品ハードディスクを調達してきました。
 まっさらのディスクにデータを集め、ご機嫌を崩したほうのディスクをフォーマットし、システムとアプリケーションをインストールし直し、ほとんど「1からやり直し」で仕上げました。おかげで、今のところは95%は元と同じ状態に戻せましたが、薬品名を教え込んだ辞書だけは取り戻せませんでした。数年前の辞書をコンバートして使うことにしましたが、まだしばらくは慣らし運転状態です。他の2台のマック(自宅用のG4 cube、お出かけ用のPowerBook 12')はすでにOS10.4「Tiger」をインストール済みで快調に動いていますが、どうも診療室で頻用するプリンタドライバとの相性が悪いらしく、今回のインストールはまだOS10.3「Panther」のままです。はてさて、いつまでこの状態でいくことになるでしょうか。

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