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2005.07.31

エアコン修復なる

0507aircon2 ご心配をかけたエアコンは本日コジマ電気から作業員の人たちが来てくれて無事新しい機体が装着されました。これで、明日からの診療はいままで通りに戻ります。ちなみに、まず4台が作動不能となり、修理不能と言われ、そのサービスマンが帰った後に残り8台がさらに作動不能となった謎が解けました。この3台の室外機で動作するマルチエアコンは200Vの動力3相電源で運転されるのですが、今日の作業員の方によると、漏電ブレーカーが上がっていたとのこと。この状態だと100Vが供給されているコントロール系は通電されるのに200Vが生きていないと肝心の本体が動かず、結局「スイッチを入れてもメインランプが点滅するだけ」の状態になるのです。これがわかったのがすでに診察室・待合室の2台のエアコン設置が行われた後。漏電ブレーカーを復旧させると、この2カ所も含み、あとからおかしくなっていた8台のエアコンはなんなく動き始めました。ただ、おおもとの4台は不可。結局設置は作動しない4台プラス3台(上記のほか1台造設)ということになりました。まあ、これに気付かずにぜんぶ入れ替えてしまったら....と考えるとぞっとします。とはいえ、きょうの作業員の方によると「最近、バブルの頃に設置されたマルチエアコンをこんな風に一般型にするのがよくありますよ」とのこと。いずれ最初の1台のようになるとすれば、肝心なところだけでもバックアップができたと喜ぶべきかもしれません。

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隅田川花火大会

0507hanabi カミさんは大の花火好きです。近隣の花火大会には何はさておいても出かけています。昨日はそのカミさんが隅田川花火大会を浅草・蔵前まで見に行って帰ってきました。「規制、規制でろくに見えなかった」というのです。聞けば、これまで入ることができた川沿いのスペースや川岸の公園には一切立ち入りができず、じっとする人は川から離れた道路上でビル越しに、また橋の往来は可能なので(立ち止まらずに)橋を移動すれば見ることができる、という状態だったそうです。特に橋の上は「立ち止まらないで、引き返さないで」という警察官のラウドスピーカーの音の方が大きく、とても花火を静かに楽しむ、という風情ではなかったようです。大会が年ごとに大型化し、見物客の事故をおそれる当局の判断でしょうが、どんどん花火が庶民から離されていくようです。このこと、マスコミできちんと報道しているところはなかったようです。
 「じゃあ、来年からテレビでいいじゃん」と言うと、「これからは屋形船しかないわ、あんたなんとかしなさいよ」と逆襲されてしまいました。おー、怖。

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2005.07.28

エアコン非常事態

0507aircon1 当院の空調は住宅部分を含めて12台の室内機を3台の室外機で運転するというマルチエアコンを使っていました。数日前、3台の室外機のうち1台が作働不良を起こし、昨日その修理のためダイキンのサービスマンの方が来られました。内部の(PCでいえばマザーボードやアナログボードにあたる)基盤やコンデンサー等を交換されたようですが、作働は回復せず、診断として「買い換えるほかなし」とのご託宣。仕方なしにコジマ電気で(マルチエアコンは懲りたので)一般型エアコンを4台調達し、工事を注文して帰宅してみると、他の8台もアウト!
 おかげで昨夜は動かなくなっていた扇風機の分解掃除(モーターに注油してぐるぐる手回ししているとまわりだしたり...)やカミさんの実家から使わない扇風機を借り出したり大騒ぎ。今朝も壁掛け設置を朝7時からやりました。はて、今日は暑くなりそうだし、どうなることやら。エアコンが作動しないのは決して「クールビズ」にあわせて無理に省エネしている訳ではありません。やむを得ず、です。どうかご理解ください。
<18:26追記> いましがた、診療が終わりました。外へ出たスタッフの皆さんの第一声が「ああ、涼しい!」温度計を見ると室内は34℃。皆さん、お疲れさまでした。エアコンは「取り替え」ではなく今後のトラブルに備えすべて「新規導入」の形で入ります。あと数日、頑張りますのでよろしく!

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2005.07.27

ケータイ買い換えはまだ先に

iphone_old この夏のケータイ新製品も出揃ったみたいですが、まだこれと言った決定打がありません。
ドコモM1000:触ってみましたが躯体が大きすぎます。また、i-modeのプッシュ型メールが扱えないのは大きなマイナス。機能的にも過剰感多し。Bluetoothは必要ですが無線LANは不要。
ドコモ901iSシリーズ:お財布ケータイを普及させようという目的はわかるのですがそのために各メーカ独自の機能を入れるスペースをなくしてしまった印象あり。ただし、カミさんの機種変更(ラスベガスでホテルか空港に置き忘れ)にはこのうちSHを選びました。
 どんなのが欲しいかというと、(1)写真はそこそこの解像度で十分、(2)海外で使える国際ローミング機能、(3)PCやワイヤレスヘッドセットと接続するためのBluetooth機能、(4)miniSDでなく、SDメモリーカード使用、などです。なんだ、それならVodafone 3Gにすればいいだろう、と。もってはいるんですけどね。
 音楽などは聴けなくてもいいです。でも、以上の4機能がついたiPhoneだったらとってもいいかも。ちなみに、「iPhone」というネーム、98年にCIDCOという会社から640×480の画面を持つネット接続可能な電話機に付けられていたようです(どうなったかは不明)。アップルはこの商標を2002年に取得していますが、現在Motoloraから「iTunes Phone」の発売が待たれています。

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また新手のウィルス?

symatecvirus
 先ほど受信したメールに混ざっていました。........怖いですね。名高いセキュリティーソフトメーカーのアドレスをかたっています。中身は新種のウィルスかも。もちろん、開かずにそのまま消去しましたが。うちのMacでは(たぶん)開くこともできませんけどね(笑)。

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2005.07.24

プロジェクトええじゃないか

 なにか面白そうなものが始まりました。プロジェクトええじゃないか。カミさんの坂東流のお家元も呼びかけ人の一人として名前を連ねておられます。第一回目のイベントはちょっと遠くて参加できませんが、近くであるときには是非のぞいてみたいと思います。

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地震と両高新聞部同期生会

0507shimbunbu 都内で久しぶりに大きな地震があった昨23日、錦糸町で両国高校新聞部同期生会が予定されていました。
 小岩駅に着いてみると、なにやら人混みが。どうも改札口が閉鎖されています。また、空にはヘリコプターが5機ほど、また南口フラワーロードには消防車と救急車。これは、あとでTVニュースから鉄塔が倒れたためだとわかりましたが、現場では何がどうなっているか全くわからず、ケータイで連絡が取れた出席者は2人だけ、どうしようかとハタと考え込んでしまいました。タクシーとバスは動いていましたがどちらも長蛇の列。しかたなく自宅まで戻り、自家用車を出して錦糸町に向かいました。
 会場は錦糸町駅北口の「サイゴンマジェスティック」。現地名門ホテルの直営店です。すでに到着していた千木良(旧姓会田)さんと食事を始め、そのうちに2期上の岡田さんが動き出した新宿線と半蔵門線を利用して到着され、ひとしきり懐かしい会話に花が咲きました。この間の顛末はこちら

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2005.07.19

映画っ子になっています

 ここ数年、映画なぞ年に1〜2本しか観に行っていませんでしたが、先月より立て続けに(DVDも含めると)7本の映画を観てしまいました。これって、「ローレライ」からの影響かも。
スターウォーズ・エピソードIII:言わずと知れた大作。「なんで、そんなに簡単に」と思える主人公の悪への転化。なにはともあれ、エピローグで30年近く前に始まった物語の発端にたどり着きます。また、時間を作って(レーザーディスクの)IV・V・VIを観てみなければ。久しぶりに母を映画館へ連れて行きました。
電車男:そこそこ雰囲気が出ていたようですが、友人のうち数人とイメージがだぶってしまいました。皆さん、奥さんと見に行っちゃダメですよ(笑)。彼女のPC選びのシーンでのカタログ集めて「店員に話を聞いた」内容ですべてが台無し(オタクが脚本を書いていないことがもろ見え)。でも、これって「素人向けPCを捜す」というシチュエーションの表現だからなのかしら。
戦国自衛隊1549:かつての千葉真一主演「戦国自衛隊」よりはマシなのは事実ですが、半村良の原作そのものにはまだまだ及びませんでした。福井さんを煩わして無理に設定を変えるよりも原作をきちんとリメイクした方が良かったように思えてなりません。ただ、2時間の枠には入るはずがなく、3時間に及ぶ超大作になってしまうことは火を見るより明らかですが。かつて不可能だった表現も現代のCG技術があれば何とかなるはず。巨費と自衛隊の全面協力をつぎ込んだのに惜しいなあ。
いま、会いに行きます:ちょっと前の海外旅行の際、機内映画で観て涙が止まらず、帰国してオフィシャルサイトに残されていた予告編を見るだけでさらに涙を出しまくり、ようやく因縁の6月24日(ストーリー内での主人公の出会いの日)に発売されたのを観てまた涙にくれました。テレビと違って、エピソードが絞り込まれていることでボロが出ません。涙腺が乾いたらまた観ます。ちなみに、これにはカミさんは見向きもせず。
天国の本屋:同じ竹内結子さん主演。松任谷正隆さんの音楽もなにより。原田芳雄さんは渋くていい味出してました。でも、全体に、なにか感動不足。
キューティーハニー:「いまあい」で好演の市川実日子さんが脇役で頑張ってます。眼鏡っ子いいです。主題歌とタイトルのアニメーションが懐かしさ満点。もうちょっと後でフルCGアニメで再登場を希望。もしそれが実現できれば「デビルマン」も。
スウィングガールズ:いい雰囲気出してます。メンバーの内黒一点の男子役が「いまあい」の佑司くん18歳の役を演じていたのですね。

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2005.07.09

片頭痛スクリーナー

0507fukuuchi
 本日は勉強会が二つありました。ひとつは以前から参加している「城東地区脳神経外科懇話会」です。今回、中心となっていらした東部地域病院の伊藤昌徳先生が順天堂浦安病院へ移動される事が明かされました。少し距離が遠くなりますがこれからもよろしくお願いいたします。
 二つめは、「地域頭痛医療推進プログラム(主催:ファイザー製薬、後援:日本頭痛学会)」でした。なかなかよく練られたセッションが続き、5時間という長丁場でしたが為になりました。ここで発表されたのが表記の「片頭痛スクリーナー」です。4つの設問で片頭痛の可能性を効果的にスクリーニングします。当院ではこれまでADITUSの質問紙を頭痛の初診の方に記入してもらっていましたが、この4項目で済めば患者さんの負担は確かに少なくて済みます。また、今日のサプライズは研修医時代日本医科大学第一病院でお世話になった福内明子先生にお会いできたことです。先生は元慶応大学神経内科教授の福内先生の奥様で、かつては日本医科大学麻酔科に在籍しておられました。休憩時間の一コマ、昔話に花が咲きました。秋の国際頭痛学会へのお誘いも受けてしまいました。カミさんも連れて出席いたします。

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植木もさっぱり

0507ueki
 梅雨の合間を縫って植木屋さんが庭木の手入れに来てくれました。普段は母が草むしりをしてくれている程度で、プロの手が入らないとウチの庭はどうなるかわかりません。いつもありがとうございます。さすがに「合間」、しっかり夕方からは雨に見舞われてしまいました。

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2005.07.06

プール熱にご用心

 夏カゼが増えています。2〜3週前まではただののどカゼではなく、扁桃炎(頚のリンパ腺の腫れを伴う)が多かったのですが、先週中からヘルパンギーナ(コクサッキーAウイルスにより扁桃腺上方の部分に水疱ができ、高熱を出す)がでてきました。そして、今週に入ってからは結膜炎を伴うプール熱(アデノウイルスによる咽頭結膜熱)も散見されるようになりました。
 もちろん、手足口病も結構多く、こうした夏カゼが増えているのは小学校や幼稚園・保育園のプールが始まったことと関連がありそうです。また、耳鼻科検診でアレルギー性鼻炎だけだったお子さんがプールが始まってから黄色い鼻汁を出し始めて蓄膿症化し、抗生物質治療が必要になるケースもあります。プールに関わるお子さんたちの衛生管理は非常に重要です。症状のあるお子さんは無理して出席させず、早めに医療機関を受診させてください。

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2005.07.03

Welcome back, ミスター長嶋

 "ミスター"長嶋さんが後楽園球場へ戻られました。まだ右手はマヒが強いように見受けられましたがこうしてテレビ画面からもお顔を見られて何よりでした。隣の席に座った女子医大の内山真一郎先生も学会の席ではちょっとお見かけできない和やかな表情だったのが印象に残りました。脳梗塞でリハビリに励む多くの患者さんたちにとっても大きな励みになることでしょう。

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2005.07.02

チュビファストは在庫のみで終了です

 アトピー性皮膚炎の患者さんに使う管状の保湿包帯「チュビファスト」がどうもイギリスの製造元から出荷されなくなったようです。昨日遠くの方からお問い合わせがあり、発送することにいたしました。国内でもあまり在庫がないようです。ちなみに、お子さんの腕に使えるグリーンの在庫は1箱、お子さんの脚や大人の腕用のブルーも1箱、大人の脚やお子さんの胴体用のイエローは4箱となっております。
 国内でコピー商品を作る動きもあるようですが、まだいつ出来るかもわからないようです。ご希望の方はお早めに。
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7月3日追記
 上記在庫のうち、グリーンがメールでのご注文をいただき在庫切れとなりました。どうぞご了承ください。

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頭痛専門医

 日本頭痛学会から「頭痛専門医」が認定された、というニュースが届きました。大学病院時代に当時助教授だった手塚先生の跡を継いで頭痛外来を続けろ、と主任教授(現在の日本医大理事長の赫先生)に命令され「いったいどうしよう、頭痛なんて鎮痛剤出すだけじゃねえかよ」と思ったのはいまからもう10年以上も前のことです。その日から頭痛患者さんと向き合い、患者さんを診ながら、そして患者さん自身から学びながら、今日まで過ごしてきました。この間、3種の片頭痛薬の治験に関わり、治療と診断の進歩と向き合って来ました。ちなみに、本年秋には京都で国際頭痛学会も開かれ、医学界や社会でも「頭痛学」が認知されてくるようになりました。専門医の名に恥じない診療をこれからも続けます。
 頭痛専門医が取れるまでは、としまっておいた脳卒中専門医と老年精神専門医の認定証と一緒に、そのうち診療室ディスプレイします。ちなみに、この3つの専門医はまだ(看板などでの)標榜はできません。

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