医見書2.5登場
2月から介護保険に関わる「医師の意見書」の書式が変わります。これまで江戸川区では日本医師会の標準フォーマットに江戸川区独自の記入項目を設けた様式で(ソフトまで特注して)受け付けておりました。これが、2月から全国統一フォーマットのみ受けつけることになりました。旧来のソフトで作成した意見書は不可で、どうしてもダメなら手書きを、との指示が1月20日の医師会での研修会でありました。
幸い、日医総研のORCAプロジェクトより「医見書2.5(コードネーム:ITACHI)」が23日に正式版で発表され、ダウンロードして使用できるようになりました。ソフト自体はJavaで作成されており、データベースアプリケーション「Firebird Ver1.5」をインストールしておけばWindowsでもMacintoshでも運用できます。過去のデータはWin版は各患者さんごとの最終記入分がすべてコンバート可能ですが、Mac版は基本情報のみが移行できるにとどまります。ともあれ、早速ダウンロードして基本情報をコンバートし、テスト入力してみましたが問題なく使用できます。また、もとの記入した項目も旧来のファイルメーカー版「医見書1.5」から項目ごとにコピペ可能ですので問題なさそうです。上の画面で左上に表示されているのが2.5、右下に一部見えているのが1.5のウインドゥです。こういう公式ソフトがあるのですから、北総病院で延々と手書きさせられている意見書もこれを導入して作成できるようにしてくれるとよいのですが(苦笑)。
(2月1日追記)ORCAの業者さんのひとつであるスカイエスエイッチさんのサイトでも医見書2.5の紹介がありました。ORCAレセコンから直接患者さんの頭書きデータを取り込んでくることが出来る機能が紹介されています。
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