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2006.03.01

2月のインフルエンザは?

 インフルエンザの患者さんに追われた2月がようやく終わりました。勢いにまかせてレセプトの処理まで(ついさっきまでかかりましたが)済ませてしまいました。今年は400本のインフルエンザワクチンを用意しました。ワクチン接種を受けられた方は317人でした。受けられた方々は公費補助のあるお年寄りが多く、お子さんは例年より少なかった印象があります。インフルエンザの第1例目は12月18日でしたが、以後しばらくはボチボチの状態が続き、ブレイクしたのは1月26日でした。それからは多少の波はあるもののインフルエンザ感染者は途切れることなく2月27日まで続き、とうとう昨28日に「ゼロ」となりました。ちなみに、2月中のインフルエンザと診断された患者さんは91人で、2月中の総患者数の10パーセントに達しました。患者さんのパターンを見ると、(1)ワクチン接種を受けたにもかかわらず発症されたのは当院接種者で1名、他院接種者で2名に過ぎず、ワクチンは有効だったと言える、(2)ご老人は接種者の割合が高いためか相互感染は全く見られなかった、などがあげられます。なお、接種していて感染したのはすべて園児たちで、グループでの感染流行が強かったのではないかと思われます。
 年明けからTVのインフルエンザ関連番組がライブドアや耐震強度偽装などのニュースなどで押しのけられ、1月以降のワクチン希望者が減ったことも流行阻止ができなかった一因ではないでしょうか。おもしろ半分の「さらさら」情報より定時的な感染症情報を流すこともマスコミの責任ではないかと思います。とはいえ、当ブログでも診療の疲れから内容が診療から遠ざかってしまったことも否めません。なにはともあれ、B型インフルエンザが1例も出なかったことは特筆されるべきでしょう。果たして、3月はいかに?

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