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2007.01.26

講演会2題(20日、24日)

 「第3回Platelet Monitoring Conference (PMF)」20日、経団連ホール:クリニカルセッション、ベーシックセッション、特別公演の構成で、計6演題が発表されました。京都大学循環器内科・木村剛先生の"ステント血栓症"の演題と国立循環器病センター脳内科・峰松一夫先生の"BATスタディ"の演題、慶應義塾大学中央臨床検査部・村田満先生の"アスピリン不応"の演題が特に興味深く、中でもBATにおいて脳出血患者に占める抗血栓薬薬服用患者の増加・抗血栓療法が脳出血の予後を悪化させる独立因子である・複数の抗血栓薬服用患者の頭蓋内出血患者増加などは「あたりまえ」のこととはいえ、数字を開示されるとショッキングでした。おりから、昨年暮れに小さな脳梗塞で入院加療し、症状も完全に改善して抗血栓薬を持たせて退院した方が慢性硬膜下血腫で入院となり、その報告の重みを実感させられました。抗血栓薬のみでなく、抗凝固薬と抗血栓薬の併用の患者さんも数多く管理しており、今後さらに注意深い経過観察が重要です。
 「城東循環器の会」24日、浅草ビューホテル:発足記念として日本大学・久代登志男先生による"治療抵抗性高血圧の治療管理"についての非常にわかりやすく、また詳細な講演を拝聴しました。参加者15名程度のクローズドの会ではちょっともったいないくらいでした。ARBとカルシウム拮抗剤の併用で降圧不十分な際に加える利尿剤の選択についての明確な意味づけとか、早朝血圧が高い症例に対し、「利尿剤以外の降圧剤はみな夜間服用にまわす」などといったはっきりした治療方針の説明はとても新鮮に聞こえました。
 明27日は日本医科大学第二内科の先輩・北村伸先生の講演が、また来週水曜31日には江戸川区医師会の内科系臨床研究会で東京女子医大の清水俊彦先生の「頭痛外来にようこそ」という講演が控えています。本年は早々から盛沢山です。

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