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2007.02.12

爪白癬治療の記録

0702hakusen まずおことわりしておきますが、この記事を読んで当院が皮膚科も出来ると思わないでください。
 約半年前に左の拇趾の爪に白癬(みずむし)ができ、ガチンコの状態になってしまいました。そこで、しばらく前から健康保険でも可能になっていたイトリゾール(抗白癬菌剤)のパルス療法をやってみることにしました。通常、1日2カプセルを長期にわたって服用するところを1日8カプセルずつ、7日間服用を4週間おきに3回行う、という治療方法です。服薬量が多いため、肝機能障害なども起こる可能性がありきちんと検査をしながら治療を行う必要があります。実は、これまですでに、かかりつけの患者さんに頼まれて同様の処方を出したことがありましたが、実際にどんな経過をたどるかはマメに記録ができなかったので、意を決して写真撮影をすることにしました。
 (1)3回目の服薬中、最初は爪の付け根から変色していたのが爪の約半分まで上がってきています。(2)服薬終了約1ヶ月、だいぶ病変部が少なくなってきていますが、周辺の皮膚病変ができ、軟膏を使いました。(3)さらに1ヶ月、あと一歩まで来ましたが、切った爪はまだまだ「縦に割れる」状態でした。(4)そしてさらに1ヶ月、ようやく切った爪も割れなくなり、先端まで普通の爪に回復しました。
 ということは、爪の生え替わりの速度を考えると治療開始から治癒まで約半年が必要だった、ということになります。服薬3ヶ月、生え替わりを待つのに3ヶ月。服薬が終わるともう治った、というわけではないのです。いい勉強になりました。

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