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2007.09.17

8〜9月の研究会2題

生活習慣病フォーラムin浅草(8月28日:ノバルティスファーマ)
 「スタチンのさらなる可能性:鼾攣縮を考慮して」慈恵医大循環器内科・吉村道博教授:狭心症のメカニズムにつき遺伝子的なアプローチをご紹介され、そのメカニズムの一端に高脂血症治療薬「スタチン」が関わっていること、さらに他のスタチンに比し、「フルバスタチン」は内皮細胞保護効果が特に強く、事前に投与してあれば血管攣縮(この場合は狭心症発作)を抑制する効果が強いことをお示しいただきました。ご講演後に「フルバスタチン投与例で片頭痛が静まった例もあるのですが」とお話ししたところ、「脳の血管は内皮よりも平滑筋に支配されている面が強いのですが共通のメカニズムの可能性がありますね」とのコメントをいただきました。
Migraine Clinical Speaker's Seminar(MCSS)東日本(9月15日:ファイザー)
 3人のエキスパートによる基調講演「Life Diseaseとしての片頭痛」ののち、約10〜15名ほどの小グループ6つに分かれて頭痛疾患に対するワークショップを行い、最後に各グループのプレゼンテーションを行う、という非常にプラクテイカルな構成のセミナーです(昨年はプレゼンをおこないました)。今年のグループリーダーは「頭痛大学」主催の間中信也先生で、「"危険な"頭痛のマネージメント」というテーマでした。主題はやはりクモ膜下出血をどう見分けるか、ということでしたが、他にも種々の見過ごしてはならない危険な疾患もあり、最後に「羊の群れの中に潜むオオカミを見つけるつもりでがんばりましょう」という間中先生の一言で締めていただきました。

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