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2008.05.29

ライセンス

0805fizi 今月の連休の間、こんなことこんなことをして、結局こういうライセンスを戴いて参りました。実は、院長は全くのカナヅチであります。「緊急スイミングアセント」を実際6〜9メートル近くの深さから行なわなければならないのですが、1回目は海面でBCDに自分の息で空気を吹き込めず、「もうダメか」と思ったほどでした。やさしいアサミ先生はこちらが落ち着くのを見計らって、ニッコリと「じゃあもう一回」。.......2回目は何故かきちんと出来ました(汗)。
 さて、肝心の「Cカード」は、帰国してから申し込みましたがまだ手元には届いておりません。それより、いつも現場でど忘れする「B-W-R-A-F(プレダイブ・セーフティ・チェック:Begin with review and friend:BCD・ウエイト・リリース・空気・ファイナル)」を次の時までにきっちり覚えておくようにしないと。50歳を過ぎると物覚えが悪くて...。
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30日追記:Cカードは本日手元に届きました。これで、晴れてダイバーの仲間入りです。.....とはいっても、カミさんの持っているライセンスはもっと上級なんですが。

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2008.05.26

Physician Interactive Learnings (PIL)

 ノバルティスファーマ(株)の主催で、表記研究会が「認知障害を合併した高齢高血圧」をテーマに浅草ビューホテルで開催されました。症例呈示を東京大学加齢医学:秋下先生、司会とまとめを同検査部:下澤先生がなさり、他に4名の城東地区病院の糖尿・心・腎・脳外の専門医をコメンテータに迎えてラウンドテーブルディスカッション方式で進められました。内容は盛りだくさんで、つっこみを入れる隙のない進行でしたが得るところは多くありました。
1)ARBは容量依存性に効果が上がるが、副作用は容量依存性に増えるわけではない、それに対しカルシウム拮抗剤(CCB)は容量依存性に効果が上がるだけでなく、副作用も容量依存性に増える。
2)アルツハイマー病に対するARBの実験的な予防効果がβ-アミロイドの蓄積抑制というかたちで証明されている
3)ARBの脳卒中予防効果についてはA:投与が長期間になるにつれ新規発症・再発の数がCCBより有意に減少する、B:脳塞栓症の主たる原因疾患である心房細動をCCBよりも有意に発生しにくくする、などが認められている

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2008.05.25

Headache Clinical Seminar

Headache Clinical Seminar
 東京ミッドタウンで(株)エーザイ主催により表記セミナーが開催されました。
 配布されたDVD(一般のドクターへのミニ・セミナーで使用する資材)は前回と同じでしたが、ディスカッションや講演はいくつか新しい発見があり、明日からの頭痛診療に役立ちそうです。
1)入浴時頭痛に関してはこれまで微小な脳出血やクモ膜下出血などの関与が指摘されていましたが脳静脈系の問題もありうること
2)副鼻腔炎の頭痛関与は副鼻腔の炎症そのものばかりでなく三叉神経刺激も考慮すべきこと(CRPでの検討も重要)
3)肩こりのない緊張型頭痛もあるがきちんと二次性頭痛が否定されている必要があること
4)片頭痛には「proguressive(進行性)」という側面だけでなく「developemental(成長に伴って変貌する)」という要素があり、ことに小児期に始まった片頭痛は適切な医療機関で適切な治療がなされるべきこと
5)アロディニア(異痛症)の強い片頭痛は水痘ウィルスの潜在性感染が関与している傾向が強く、抗ウィルス剤の間歇投与によりHZ-IgGの抗体価が下がると頭痛改善が見られること
6)薬物連用性頭痛の症例の中で脳波異常(特に帯状回付近)が強い場合は抗けいれん剤の投与が有用であること

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2008.05.22

6月27日(金)は臨時休診です

 日本老年精神医学会(神戸)出席のため、6月27日(金)は臨時休診いたします。どうぞご了承下さい。

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2008.05.18

有馬金泉焼

 カミさんが神戸へ出かけた折、「有馬金泉焼」というお菓子を買ってきてくれました。餡はさっぱり、餅は軽やか、さらに表面の醤油焼の加減が絶妙でした。というわけで、わすれないようクリップしておきます。来月は老年精神医学会総会が神戸で開催されます。なんという幸運!学会半分・温泉半分?まあ、評議員会などとは関係ないので他の学会よりは気軽です。
 また、以前書いた秋田の「しとぎ餅」一乃穂さんのHPが移動しておりました。こちらもそのうち通販で註文しようか思っています。ああ、懐かしいなあ(煩悩のカタマリ)。

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第49回日本神経学会総会

0805shinkei1 神経学会総会がパシフィコ横浜で開催されました。フル参加は難しいので、16日(金)に日医大北総病院の外来を休診させてもらって出席してきました。
 まず驚いたのはレジストレーション。完全に機械化され、会員番号を打ち込まないと登録できません。これは事前に届いていたプログラムには明記されていたのですが、当日はちゃんと会員番号をメモした紙を診療室の机の上に置き忘れ、会場の「登録検索サービス」のお世話になってしまいました。今回は翌日から役立つハンズオンセミナー(有料)も用意されていましたが準備・時間不足で参加できませんでした。
0805shinkei2 パーキンソン病薬を発売している会社のブースで以前当院を担当して下さっていたMRさんと記念撮影。
 さて、学会でのトピックはパーキンソン病の患者さんに自宅での突然死がままあり、その際「熱いお風呂に」「首までつかる」方々が多かった、との発表。確かにリスクが高そうです。また、高齢で発症するてんかんについての発表は「これって皆症候性てんかん(小さな脳梗塞や脳外傷で発症するタイプ)だな」と思えるものばかり。「たいていは1剤・低容量でコントロール可能」とか。確かにそういう傾向があります。
 昨年さる研究会で北里の坂井教授(今回の学会の会長を務めておられます)が紹介された「坂井式頭痛体操」が収録されたDVDつきの書籍が発売されていました。先生が紹介されたビデオクリップでは女性が体操していたのにこのDVDでは男性が。何故でしょうか?

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2008.05.13

医師会夜間急病診療の準夜勤中です

 本日は江戸川区医師会夜間急病診療所の準夜勤の最中です。とはいっても、本日は大変に患者さんの来院が少なく、のんびりしています。おまけに、僕にあたった患者さんはほとんどが蕁麻疹という、ちょっと珍しい夜です。とはいえ、ここの診療所が暇だということは急病の方が少ないということで、喜ばしく思うべきかもしれません。
 こんな時こそたまった書き物をすればよいのに、PCは持ってきていても資料を自宅に忘れてしまい、内職仕事ができません。嗚呼.....。
 準夜勤で困ったことが一つ。ジェネリック医薬品の一般化に伴い、「訳の分からん名前のクスリ」が出されている患者さんが増えています。持参される「お薬手帳」の表記がジェネリック医薬品だと自分が使ったものでない限りどういう薬効のクスリかすら解りません。「お薬手帳」にはせめて製剤名、出来れば先発製品名を併記してもらわないととっさの時に役に立ちません。幸い、診療所にはネットに繋がったPCがあるため、ヒョイと検索できるので何とかなりますが、これがない場所ではいったいどうなることか。

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2008.05.02

8日(木)は臨時休診です

 都合により、5月8日(木)は臨時休診いたします。9日(金)は通常通り午後のみ診療を行いますが、10日(土)は第二土曜日ですので休診となります。
 どうぞお間違えのないようご来院下さい。

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