« ライセンス | トップページ | でました、iPhone3G »

2008.06.07

生活習慣病フォーラム:EPA研究会

 表題の研究会が平河町・海運ビルにて持田製薬主催にて開催されました。EPA(商品名:エパデール)とは「JELIS研究」および10数年前の基礎研究の双方で縁があり、今回も参加してきました。
 JELIS研究は、LDLコレステロール値との関連などさらなるサブ解析が今秋にも発表されることが質疑応答で明かされました。EPAには、心筋梗塞の発症抑制のほか、脳梗塞発症後の症例に対する投与で再発予防効果があることもJELIS研究で明らかになっており、頼りになる薬剤です。
 また、山口大学脳神経外科米田助教のご講演ではクモ膜下出血症例に対するEPAの発症後投与でも(クモ膜下出血の予後に重大な影響を与える)脳血管攣縮が予防され、かつ攣縮が生じても重篤化しないで済むという成績が発表されました。それでは、「未破裂脳動脈瘤が発見された人に服用してもらえば?」と質問してみましたが「抗血小板作用のため出血増強があると困るので....」と言うお答えでした。とはいえ、EPAの現在設定されている投与量では他の抗血小板剤ほどに易出血傾向があるとは言えず、今後の検討しだいでは有用性が期待されるのではないかと感じました。

|

« ライセンス | トップページ | でました、iPhone3G »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 生活習慣病フォーラム:EPA研究会:

« ライセンス | トップページ | でました、iPhone3G »