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2008.06.14

薬局との頭痛連携の必要性

 本日、さる研究機関から頭痛専門医あてのアンケートが届きました。内容は地域保険薬局との医療連携に関するもので、頭痛で薬局を訪れた患者さんに薬剤師の方々にどのような対応が望まれるか、ということに関するものでした。
 現在、片頭痛治療には痛みをその場で抑えるための頓挫薬としてのトリプタン剤(イミグラン・ゾーミッグ・レルパックス・マクサルト・アマージなど)があり、また片頭痛を起こしにくくするための予防薬の投与方法もだいぶ一般化してきていますが、いまだに頭痛と言えば薬局に駆け込んで解熱鎮痛剤(いわゆる頭痛薬)を購入して対処している患者さんたちが多く見られます。頭痛の頻度が少ない場合はよいのですが、解熱鎮痛剤で頭痛をごまかしている期間が長くなると頭痛が頻発するようになり、なおかつ解熱鎮痛薬が効かなくなるケースがあります。これが「薬剤乱用性頭痛」であり、このような人たちを市井の薬局で頭痛専門医などの医療機関へ誘導してもらえば一人でも多くの「悩める頭痛患者」さんを減らすことが出来るのではないかと思います。
 また、単にトリプタン剤の服用方法に限っても薬剤師の方々にわれわれ頭痛専門医からのリクエストを伝えることも重要なポイントです。以前江戸川区医師会・内科系臨床研究会で女子医大の清水先生にご講演いただいた際には薬剤師会にもお声をかけ、ご出席いただいた薬剤師の皆様に一緒に講演を聞いていただきました。ただ、それ以上の薬局-医療機関の連携までは話が進んでおらず、これからはそのような連携の構築にも気を配るべき時代になりつつあることを痛感いたしました。

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コメント

かく言う私もこの数年左後頭部の偏頭痛に悩まされていましたが
近所のドクターのお勧めで降圧剤をちょっと使ったところ解放されました。血圧なども関係するようですね。ちなみに130/80程度のやや高気味の血圧です。おかげで仕事でモニター一日見てもへっちゃらになりました。

投稿: hata | 2008.06.18 午後 05時08分

山ほどコメントありがとうございました。
片頭痛の予防対策に降圧剤は推奨項目です。特にARBがいいですね。商品名はブロプレス、ミカルディス、ディオバンなどです。
普段の血圧が高めの時は早朝血圧(起床後トイレを済ませて一息ついてから測定)の検討が重要です。もし140/90を越えていたら主治医にお話し下さい。

投稿: 管理人 | 2008.06.20 午後 10時06分

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