VAIO SRXにSSDを入れました
書かなければいけない原稿があるのですが、(それを書きながら)5年落ちのVAIO SRX(購入は2002年頃、XP登場の少し後)のハードディスク(HDD)をソリッドステートドライブ(SSD)に換装しました。SSDは最近だいぶ値頃感が出てきたのですが、いまいちどれを選ぶべきか選択に困っていました。いわく、システムを載せるならMLCでなくSLCでなくてはならない、とか、この商品の評価のように「遅くてとても使えない」など、ネット上ではいろいろ書き込まれています。また、SATAドライブであればこちらの「ハイスピード」と謳われたものが登場したことや、IntelのドライブはMLCながらかなり速い、と言われていますが、SRXに対応するIDE(PATA)ドライブはもはや新商品もでてこなくなったような状況でした。ところが、10月末にトランセンドがSATAの「ハイスピードモデル」とほぼ時を同じくしてMLCのIDEモデルも速くしたらしいという情報があり価格もそれ以前の「遅い」モデルと同価格の1万円前後のままとのこと、というわけでそろそろ重かった腰を上げてみました(HATAさん、情報ありがとう)。実は、先ほどの「遅くて使い物にならない」というモデルと全く同じ型番らしいことがわかり、その書き込みのあるAMAZONから購入してみたのです(その日一番安かったし、アキバに行く暇が作れなかったから)。
果たして、届いたのは「速くなってるハズ」の「黒箱」に入っていました。SATAモデルとは異なり「ハイスピード」のシールは貼られていませんでした。ドライブ自体もアマゾンのページの写真とはラベルが違うのがわかります。SRXのUSB1.1では転送が遅すぎるため、Fire Wire(IEEE1394)接続の外付けドライブをつなぎ、Norton Ghost(2003!)で「クローンを作成」しました。ドライブを入れ替えて再起動を2回。見事、起動は速いし(体感で約3倍)「スタート」を選んでもスパッと開き、とても5年以上前のモデルとは思えなくなりました。どのみち、ネット閲覧だけにしか使われていなかっただけに容量も十分です。
そうなると、今度はちょっとドライブの様子がおかしいMacBook(黒)がターゲットになりそうな....。困った、こんな記事を書いているよりさっさと原稿を仕上げて出版社に送らなければ!
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コメント
SSD化、無事成功されおめでとうございます。今度はMacbookですね。Macbook Air も4200rpmHDDモデルとSSDではYou tubeにもありましたが、起動時間などかなりの性能差があるようですね。
愛機Macbook pro[2007 Mid 2.4GHz]を、2008年Earlyモデルが出てクリアランスセールされている時に格安で($1399!)買い、大事に大事に使っております。画像データのためにHDが手狭になって参りましたので増設を考えていました。
10月にモデルチェンジでMacbook(pro)は、FSBのスピードアップとメモリーもDDR3になり性能的には置いていかれた感がありましたが、SSDの搭載によりまだ速さでは置いていかれずに済むかななどと一人妄想しております。256GB程度の容量のものがもう少し安価に市場に出回るのを首を長くして待っております。Vintage Computerさんにまたお世話になりそうです。
Kubo (macgeek in CA)
投稿: Kubo (macgeek in CA) | 2008.11.25 午前 11時02分
Kubo先生、重ねての書き込み、ありがとうございました。
SSDはまだ書き換えの頻度が上がると信頼性がどうかと言われています。ですから、退役間近であまりデータを入れないSRXをテストベンチに致しました。いずれにしても「未来のドライブ」ですから、メインマシンはまだまだHDDで行こうと考えております。
ちなみに、SRXで以前は再生不能だったムービーもSSDを入れてからはちゃんと見られるようになり、御利益は大きいと言えます。とはいえ、Vintage Computerさんが近いと心強いですね。
投稿: 管理人 | 2008.11.25 午後 02時54分