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2009.02.13

研究会3題

 春一番が吹き、花粉が飛び始めた今日この頃ですが、先週から各種講演会が開かれるようになりました。簡単ですがそれらについてご報告。
■第13回城東神経内科懇話会:東武ホテルレバント(2月13日ファイザー・キッセイ主催)「始めたときは6人しか居なかった」と江戸川病院・加藤正弘院長先生がおっしゃっておられましたが、今回の参加者は20名を超えていました。江戸川区・江東区・葛飾区エリアでこれだけの人数の神経内科医がが集まることができるような時代担ったことが驚きです。多発脳結核腫とインターフェロン治療中に生じた筋炎の2症例につきご発表をうかがいましたが、どちらも大変示唆に富み、(マニアックになりすぎず)非常に有意義な研究会でした。第一例目の順天堂江東高齢者医療センター北見先生のご演題は座長をさせていただきました。
■Fighting Vascular Events in Tokyo 2009 頸動脈病変の最新治療:プリンスパークタワー東京(2月7日大塚製薬主催)昨年4月の会も1,000人を超える参加者が集まりましたが、今回はそれを超える1,260名が全国から集まったそうです。なんという動員力!まして今回のテーマはどちらかというと脳外科よりでマニアックでもありましたが、演題前に並んだ神経内科・脳神経外科双方のエキスパートの方々もおとなしいディスカッションでした。内容的にはMRIで頸動脈プラーク(血栓)が評価できる(撮り方によっては3次元でも!)という報告は非常に面白く、またCEA(頸動脈内膜剥離術)やCAS(頸動脈ステント)による治療が困難な症例も確かに存在する(どちらも万能ではない)ことがわかって有意義でした。
■高血圧治療ガイドライン2009 高血圧治療の現状と将来:グランドプリンスホテル赤坂(2月4日ノバルティスファーマ主催)以前江戸川病院講演会でお話しいただいた佐田先生と東京女子医大の内山真一郎先生のご講演で、本年発表されたJSH2009にのっとり高血圧治療の新しい管理目標値の意義・目的につき解説されました。冒頭の開会の辞で、「日本のドクターはまだ血圧を充分に下げていない!」という東大・藤田敏郎教授のご挨拶は非常に印象的でした。とはいっても、ARB(もしくはACE阻害剤)とカルシウム拮抗剤、それに利尿薬を加えただけでは充分に血圧が下がらない患者さんは山ほど居られるんですけどね。

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