新型(豚)インフルエンザへの対応
メキシコに始まった新型(豚)インフルエンザは徐々に世界的な広まりつつあるようですが、わが国ではまだ発症例がないことから症例定義も定まっていません。もれ伝わる限りでは通常のインフルエンザキットでA型と判定され、実際にタミフルやリレンザといった抗インフルエンザウィルス薬は効果があるようですが、はっきりした情報はありません。こちら(すみません、医療関係者しか閲覧できません)では今日明日にも厚生労働省から症例定義が公表されるとのことです。
これに先立ち、4月27日付けで江戸川区医師会から「メキシコおよび米国等よりの帰国者で、発熱、セキ等の呼吸器症状が出現した場合は、医療機関を受診することなく江戸川保健所(時間外休日は東京都福祉保険局ひまわり)に電話するよう指導すべし」という内容の通達がありました。このため、医院入口にはそのことを明記したポスターを掲げざるを得ませんでした。
今週もまた1例、B型インフルエンザが陽性の症例がありました。今後も、手洗い、うがい、人混みに出る際のマスク着用など、十分な注意が必要です。また、体力を落とさぬよう早寝・早起きや規則正しい生活維持なども大切です。
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