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2009.05.24

OsiriXによる最先端医療ロードマップ

0905osirix アップルストア銀座店で開かれた標記タイトルのScience Medicalセミナーに参加してきました。講師は神戸大学医学部消化器内科の杉本真樹先生でした。Macintosh上で作動するDICOMビューワー(CT、MRIなどの画像を表示するソフトウエア)のOsiriX(オザイリックスと発音しておられました)は、僕も以前から使用しておりましたが、メインは(かなり古い)Dream Fird(jBox Viewの後継ソフト)のままで、主たる用途は単に撮影された画像の表示と発表用プレゼンテーション作成程度でした。
 杉本先生はOsiriXを用いて3D画像を診断に用いるばかりでなく本来のご専門たる腹部内視鏡手術のナビゲーションとしても活用され、最小限の侵襲で臨床成績を上げていらっしゃるばかりか、最先端の「傷口を残さない:生体に元からある穴から手術操作する」NOTESへも挑戦しておられます。当方の専門外でもあり、まるでTVの先端医療紹介の番組でも見ているかのようなプレゼンテーションで、かなりインパクトがありました。
 こうした3D画像による診断は脳卒中領域では頸動脈プラークの評価に使われ始めていますが、できる画像は器機を操作する技師さんの手腕で差が出ることが難点とされ、まだ大規模な臨床試験の土俵に登れずにいます。まだまだ開発途上といえるこの領域をしっかり自分のツールとされ、困難に立ち向かわれる姿勢に感服しました。

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