第37回日本頭痛学会総会
11月28日(土)、表記学会が獨協医科大学神経内科・平田幸一教授を会長に宇都宮で開催されました。平田教授とは学生時代からのおつきあいを続けさせていただいており、なにより同級生が催す全国規模の学会、それも自分の所属学会なので喜びもひとしおです。
会場のホテルの客室が取れなかったため、定宿がある鬼怒川から朝早くに会場に向かいました。開会の辞を聞いて、(頭痛学会の特長なのですが、普通の学会では第一日目の前日夕刻に設定されている)朝一番のセッションと並行して開かれた評議員会へ。お決まりの議事を一通り聞いて拍手をして(大事なお仕事)、いざ、改めて演題聴取へ。こじんまりとしてはいても活発な質疑応答と臨床により近いスタンスが頭痛学会です。今回から歯科医のカミさんも会員として参加することになりました。お昼には宇都宮のオリオン通りで「貴妃餃子」を食べてきました。
肝心の平田教授の会長講演は午後から。ご自分の頭痛診療の歴史を患者さんのエピソードや社会の出来事などと絡め、ご本人の性格がよく反映された心温まる会長講演でした。特に、「先生、この頭痛のしている頭を切り落としてください」と訴える患者さんを前に、頭痛研究に真剣に取り組む決意をされた、という話などなかなか他で聞けることではありませんでした。
夕刻の晩餐会では会場内で普通以上のパーティー食ばかりでなく、焼きたての宇都宮餃子をふるまうなど(おかげで会場が煙で霞みました)大人数の参加者がみな満腹になれました。会期は29日(日)まで。ひとときの間、いつものインフルエンザ騒ぎを忘れて学問と旧交を温めることが出来ました。
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しまった、28日のうちに書き始めたのにアップが12時を過ぎてしまいました。「本日」「明日」を書き換えざるを得なくなってしまいました(汗)。
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