東部神経フォーラム
3月12日、東武ホテルレバントにて大塚製薬の主催にて標記研究会が開かれました。慶応大学神経内科:伊藤義彰先生による「脳卒中再発予防の新たな治療Strategy」、東京臨海病院神経内科:今井壽正先生による「パーキンソン病から認知症まで」を拝聴いたしました。
今井先生のご講演はパーキンソン病と認知症の一つであるレビー小体型認知症の関連性(ともに脳内にレビー小体が発現するが部位が異なる)、パーキンソン病が旧来の定義と異なり認知症を生ずる例があること(PD wwith Denatia: PDD)、またパーキンソン病がアルツハイマー型認知症を合併することがあるなどの事実をふまえ、いくつかの仮説をご紹介になりました。日常の臨床では患者さんに出現する個々の症状への対応に追われるのが精一杯なのですが、豊富なご経験がある方はそうした大所高所から疾患を考えておられるのだなあと感服いたしました。
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