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2010.06.30

World Stroke Day

1006strokeday WSO(世界脳卒中機構)が、10月29日を「World Stroke Day(世界脳卒中の日)」と定めています。そのキャンペーンのページがこちらです。いわく、「年齢や性別を問わず、6秒にひとりが脳卒中で命を落としています」。ここには、えらく簡潔な「Act F.A.S.T」のムービーも掲載されています。
 こちらで訴えているのは以下の6項目です。
1)脳卒中の初期症状を知りましょう
2)高血圧・糖尿病・高コレステロールなどをお持ちではありませんか?
3)毎日適度な運動を続けましょう
4)肥満にならないよう心がけましょう
5)食事に気をつけましょう
6)禁煙する(タバコの煙まみれの環境にいない)こと

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岡田ジャパンの健闘を称える

 惜しくもベスト8進出は叶いませんでしたが、パラグアイ戦での勇気ある戦いはすばらしかったと思います。ただ守るだけではなく攻めていくことの重要性を教えてもらったように思います。サムライブルー、ありがとう。

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2010.06.28

相撲界の賭博騒ぎに思う

 昨今マスコミに騒がれている相撲界の賭博事件ですが、古き良きちばてつやの漫画「のたり松太郎」には何回もそれらしきエピソードがあったなあ、と検索してみたらちゃんとまとめてくれた人がいました。今から10〜20年以上も前の話ですね。ウチには単行本がないのでどこからか調達してみましょうか。そんなことを始めたら「あぶさん」も、なんてことになったりして(こちらはウチのどこかに前半だけは初版本があるはず)。きりがなくなりそうです。

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2010.06.27

いち・いち・きゅう(Act FAST日本語版)

 以前、脳卒中啓蒙のための米国のアニメーション「Act FAST」をご紹介したのですが、何の気なしにYouTubeでAct Fastを見直していたところ、こちらのアニメーションがアップされていたのを発見しました。ちょっとどうかな、という点もあるのですが、貴重な脳卒中啓蒙ビデオと言えます。
 勧進元が脳卒中協会でなく「NPO法人救急医療の質向上協議会」と「日本医療教授システム学会」だったところがなかなか広がらなかった原因かも知れません。さらに、Act FASTのポルトガル語版も出来ています。こちらのアニメーションそのものは英語版と同じ作者によるもののようですが、2番目の上肢マヒの画面で動かなくなった右手を左手で持ち上げようとしている動作の表現など結構良くできています。英語・日本語・ポルトガル語版を比べてみると日本語というのはなんてめんどくさい言語なのかが実感されてしまいます。
 脳卒中協会が日本公共広告機構とのタイアップで作成したCMをご参考までにこちらこちらにリンクしておきます。江守徹さんは「S:speech」に、宮川大助さんは「A:arm」に相当することになります。

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2010.06.25

やった!ベスト16!!!

 日本代表、おめでとう!これからのトーナメントも頑張れ!!!!

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2010.06.24

第25回日本老年精神医学会

1006rounen 熊本市で熊本大学池田学教授を会長に、表記学会が開催されました。九州での開催ということで、昨日のうちに熊本に入りました。
 午前中は症例報告のセッションに参加しました。また、午後には「血管性認知症再考」のシンポジウムと「認知症臨床に貢献した日本人の独創的研究」という企画の小坂先生(レビー小体病の発見者)のご講演をうかがいました。
 午前中のセッションでは、嫉妬妄想・拒食といった臨床症状への対処についての報告があり、今後の指標が出来ました。また、認知症の患者さんから介護関係者が受けるセクハラについての報告もあり、今後クローズアップされる可能性を感じました。血管性認知症はアルツハイマー病の増加に押され、一時は減少傾向かと思われていましたが、実際には糖尿病との関連から増加傾向にあることが示され、フロアからは「いったん減少していたのはアルツハイマー病薬を投与せざるを得ない状況から生じた保険病名のせいではないか」という発言もありました。これには同感です。また、国立循環器病センターからの発表で(これまで心筋梗塞・脳梗塞急性期・バージャー病などへの試験的応用で効果のある)骨髄幹細胞の径静脈投与で血管性認知症の治療も検討されているのには驚きました。イメージとしては、「若いうちに骨髄液を採取してもらい幹細胞をBankしておく、遠い将来に血管性認知症になったら保存しておいた幹細胞を投与して回復を図る」というもので、現在SHRSP(高血圧・脳卒中易発症ラット)を用いて研究中だそうです。自分の未来には間に合いそうもありませんが、なかなかワクワクする研究です。
 心配された天気も回復し、昼休みには熊本城を見学することも出来ました。ただ、IPhoneの感度が悪く、学会会場のホテル(KKRホテル熊本)内でも電波が通る場所と通らない場所があり、いただいた電話(出張中はいつも診療室から転送しています)に満足に対応が出来ませんでした。この点、お電話いただいた方々にお詫び申し上げます。ソフトバンクさん、ちゃんと調査して電波状態をなんとかしておいてください。そういえば、iPhone 4は予約してあったのですが、果たして入荷案内の電話はあったのでしょうか:もしかかってきていたとしても取れていなかった(;。;)。
 さて、明日午後の目々澤醫院の診療はいつも通りとなります。また、間近に迫ったデンマーク戦も気になります。祈願必勝!

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2010.06.21

24日(木)は臨時休診いたします。

 来る6月24日(木)は、日本老年精神医学会(熊本)出席のため休診いたします。南アフリカへ行くわけでも、iPhone 4を並んで購入するためでもありませんのでどうぞご了承ください。

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2010.06.20

夏になるとまた始まる....

 昨年初めにハードディスクが昇天した診療室サーバが何を思ったか、今度は外付けハードディスクを認識しなくなりました。気づいたのは土曜の診察が終わってから。現象としては外付けハードディスクが「カラン、カラン」と音を立て、他の端末から接続できなくなっている、という状況でした(新品なのに!)。
 何はともあれ、秋葉原までハードディスクの調達に出向き、入れ替えてみたものの結局認識されず、「ひょっとしたら」と思って他の外付けハードディスクをつないでみたところこれもダメ。つまり、PCそのものが外付けデバイスを認識できなくなったものと判断しました。機体はもう10年以上を経過したPower Mac G4 Qubeであり、そろそろ交代の頃合いかということで、本日改めて秋葉原で中古のMac miniを買い込んできました。古い機体(Power PC G4モデル)である理由はメインのソフトウエア(ファイルメーカーサーバ 7)が新しいOSでは対応できないためで、発売されたばかりの最新型を導入できなかったことはまあ、仕方ない、ということです。音を立てていたもとのハードディスクはちゃんと健在で、そちらに取ってあったフルバックアップから書き戻しを行い、夕刻には稼動状態に持ち込みました。
 昨日のオランダ戦は復旧作業を行いながらのテレビ観戦となり、残念な結果となりましたが、以前までの日本代表とは一味違う動きでデンマーク戦が楽しみです。地区予選でのスウェーデンの仇を取って欲しい!さて、今は何をしているかというと、医師会夜急診の準夜なのです。ご来院の患者さんは少なめです。市川で新型インフルエンザによる学級閉鎖もあったそうですが、今のところこの辺りは平穏、ということです。
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 仕事を終えて帰宅するとカミさんが観ていたのがイタリア-ニュージーランド戦。力が入って最後まで観戦してしまいました。カミさん曰く、「サッカーのおかげで寝不足になってしまう!」...暴言ですが、まさにそのたうり。困ったものです。

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2010.06.15

祝、まず一勝!

いやー、たいしたもんです。カメルーン相手に一勝。いつになくチームがまとまっている様に見えたのは勝てたからだけではないように思います。オランダ戦も頑張って欲しいものです。

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2010.06.11

MR活動にiPadが導入されます

 また、iPadネタです。昨日、院内でファイザーの新製品「リリカ」の商品説明を受けました。これは帯状疱疹後神経痛のための薬剤なのですが、女子医大の清水先生あたりが片頭痛に使い始めるような気がします。それはともかく、このプレゼンテーションに使われたのがiPadでした。画面は小さいものの、鮮明な表示で普通にMRさんが持ってくるくそ大きなPCよりずっとスマートでした。個人で購入したものだそうですが、会社の上層部から「どんなだい?」との問い合わせもあったそうです。
 一昨日、長尾先生に聞いた話では大塚製薬が1,000台を超えるiPadを全国のMRさんたちのために用意しているとのこと。こちらでもiPadで「世界が変わる」のでしょうか。

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2010.06.10

生活習慣病を考える会:糖尿病編

 ノバルティスファーマの主催で標記研究会が浅草ビューホテルで開催されました。特別講演は東邦大学医療センター大橋病院糖尿病科の教授に就任されたばかりの柴輝男先生による「糖尿病患者における血糖コントロール」でした。地中海ダイエットや高/低脂肪・高/低炭水化物・高/低蛋白食におけるコントロール結果比較などをもとにした栄養管理に始まり、DPP-4阻害剤同士のグルカゴン分泌量の差異までわかりやすく解説していただきました。なかでも印象的だったのはご自身の症例で、「食事療法のみでコントロールされていた患者さんが急にコントロールを乱し、SU剤の投与でも改善が見られなかったため一時的にインスリン導入を行い、糖毒性を解除した後にビルダグリプチン(商品名エクア)単独投与に切り替え、良好なコントロールに戻した」というものでした。これまで、そうした使い方は原理的には可能と思いつつもどなたも実施されたことがなく、背筋が痺れるほどの感銘を受けました。
 前半の慈恵医大青戸病院の3症例(ご発表は同院中井望先生)をもとにしたディスカッションでのうちの1例、「SU剤使用中にコントロールが悪くなったためグリプチン製剤を投与したもののコントロールは改善せず強化インスリン療法を導入した」という症例は「まさにそのもの」という経験が当院でもあり、ディスカッションの発現者でもある江戸川病院・伊藤先生にお世話になっていたことから、「ああ、やっぱりこういうこともあるんだ」と納得しました。グリプチン製剤の導入は「あと一歩」までコントロールがついてきたケースに付加するのが望ましいのでは、と懇親会で伊藤先生とお話ししました。なお、伊藤先生グループの糖尿病学会における発表が日経メディカルにアップされています。

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2010.06.09

長尾毅彦先生のSTROKEセミナー

1006nagao
 本日、サノフィ・アベンティス主催の「STROKEセミナー」が、荏原病院神経内科の長尾毅彦をお招きして蛎殻町のロイヤルパークホテルで開催されました。東東京の日本医科大学神経内科と脳神経外科関連のドクターを中心とした会で、和気藹々とした雰囲気でした。とはいえ、脳卒中に関わる血栓止血分野でのトップランナーの一人である長尾先生のご講演は、「今朝届いたばかり」というデータまで入っているスライド総数150枚という力のこもったものでした。タイトルが「全身疾患として脳梗塞を診療することの重要性を考える」であり、例えばREACHレジストリの解釈についても「諸外国に比べ日本では下肢血栓性病変の関与が多く、脳や頚動脈ばかりではなく四肢脈波も検討しなければならない」、アスピリン耐性についても「急性期でアスピリンを導入した場合は退院までに血小板凝集能を検査して耐性がないことを確認する必要がある」「アスピリン耐性がなくても糖尿病の合併で効果が出ていない場合もある」、クロピドグレル(プラビックス)の遺伝子多型による効果減弱問題についても「あったとしてもある程度の期間使い続ければ効果が出てくる」など、最前線を走っている臨床家ならではの内容でした。
 ご講演前のご紹介に際し、Keynoteで作成したご紹介プレゼンをiPadから流しました。画像フォーマットをちゃんと確認しておけば問題なく使えます。ただし、iPad Dock Connector - VGAアダプタはKeynoteを起動し、プレゼンを開始するまで動作しませんでした(iPad画面は矢印だけになってしまう)。ということは、iPadのデスクトップは表示できないし、普通のアプリをスクリーンに出すことも出来ないことになります。かなり割り切った仕様になっていることがわかりました。

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2010.06.07

iPadを1週間使ってみました

 いま評判のiPad、発売された28日(金)にはWi-Fi版(自分用)が届き、翌29日(土)夕刻には銀座のApple StoreでWi-Fi+3G版(カミさん用)を購入することができました。設定から使い始められるまでにはそれぞれ結構時間がかかりました。まあ、これにはビデオの転送など容量の点で仕方ない面もあり、またLAN接続でMacAdress制限をかけているため、普通の人がサラサラ使うのとは多少異なる面があるかもしれません。
 使ってみての感想は「ネットを見るのはそこそこ速いし、寝床やトイレで見るのには適している」「老眼なのでiPhoneよりは圧倒的に楽!」「お年寄りにはセットアップしたものを渡せば喜ばれるかも」「メールはMacかiPhoneで充分」「普段の持ち歩きには不適」「出かける時に持ち出すアイテムとしてはAirとどっちかと言われるとケースバイケース」といったところでしょうか。
 「i文庫」はPDFも見られるので古い論文を入れておくにも便利です。PDFだとページめくりがちょっと遅め。早く標準のiBooksでPDFを見られるようになることが重要かと思います。また、Keynoteで既存の(Macintoshで作成した)プレゼン文書を開くといくつかの画像が表示できなくなっていました。「何のフォーマット」かをまだきちんと検証していないので何とも言えませんが、そのままiPadに移して出かけてリハーサルなしでプレゼンをする、などということは不可能です。
 iPadにファイルメーカーProのクライアントソフトが出来てくれれば、院内業務の一部に組み込むことが可能となります。さらに、大手ベンダーが対応すれば、病院などの大きなシステムにWi-Fiモデルが活躍する可能性はかなり高いと言えますね。OsiriXも試したいところですが、月末のレセプト処理なども重なりまだまだ未検討です。もう少し使い込んだらまた報告することにいたします。
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 追伸:レセプトのオンライン請求がMacintoshでも可能となったのですが、当院で試そうとしたところ、なんと対応OSが10.5(Leopard)までということで当院の現役Macはすべて10.6(Snow Leopard)だったため、回線が接続できたものの暗号鍵での認証ではじかれてしまいました。そのうえ、10.5でも最新のJavaが入ると同様の事態が生じるとのこと。これでは使い物になりません。こちらも状況が(たぶん退役したPowerBook13'の再登場?)改善したらご報告いたします。

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2010.06.05

新型スカイライナーと逢いました

1006skyliner 昨日、日本医科大学千葉北総病院の外来を終えて都内へ戻ろうと北総鉄道の印旛日本医大駅のホームに下りると、新型スカイライナーが1番線(上りホーム)を結構なスピードで通過し、別の1編成が2番線(下りホーム)にゆっくり進入してきました。ともに試運転ですが、来月に控えた成田空港までの開通に備えているようです。デビュー前の新型車両を見るのはちょっとウキウキします。大昔に弟と二人で初代スカイライナーを見るため(ということは成田空港オープン前)に宗吾参道の京成電鉄車両基地まで出向いたことを思い出しました。

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