« 新型スカイライナーと逢いました | トップページ | 長尾毅彦先生のSTROKEセミナー »

2010.06.07

iPadを1週間使ってみました

 いま評判のiPad、発売された28日(金)にはWi-Fi版(自分用)が届き、翌29日(土)夕刻には銀座のApple StoreでWi-Fi+3G版(カミさん用)を購入することができました。設定から使い始められるまでにはそれぞれ結構時間がかかりました。まあ、これにはビデオの転送など容量の点で仕方ない面もあり、またLAN接続でMacAdress制限をかけているため、普通の人がサラサラ使うのとは多少異なる面があるかもしれません。
 使ってみての感想は「ネットを見るのはそこそこ速いし、寝床やトイレで見るのには適している」「老眼なのでiPhoneよりは圧倒的に楽!」「お年寄りにはセットアップしたものを渡せば喜ばれるかも」「メールはMacかiPhoneで充分」「普段の持ち歩きには不適」「出かける時に持ち出すアイテムとしてはAirとどっちかと言われるとケースバイケース」といったところでしょうか。
 「i文庫」はPDFも見られるので古い論文を入れておくにも便利です。PDFだとページめくりがちょっと遅め。早く標準のiBooksでPDFを見られるようになることが重要かと思います。また、Keynoteで既存の(Macintoshで作成した)プレゼン文書を開くといくつかの画像が表示できなくなっていました。「何のフォーマット」かをまだきちんと検証していないので何とも言えませんが、そのままiPadに移して出かけてリハーサルなしでプレゼンをする、などということは不可能です。
 iPadにファイルメーカーProのクライアントソフトが出来てくれれば、院内業務の一部に組み込むことが可能となります。さらに、大手ベンダーが対応すれば、病院などの大きなシステムにWi-Fiモデルが活躍する可能性はかなり高いと言えますね。OsiriXも試したいところですが、月末のレセプト処理なども重なりまだまだ未検討です。もう少し使い込んだらまた報告することにいたします。
=======
 追伸:レセプトのオンライン請求がMacintoshでも可能となったのですが、当院で試そうとしたところ、なんと対応OSが10.5(Leopard)までということで当院の現役Macはすべて10.6(Snow Leopard)だったため、回線が接続できたものの暗号鍵での認証ではじかれてしまいました。そのうえ、10.5でも最新のJavaが入ると同様の事態が生じるとのこと。これでは使い物になりません。こちらも状況が(たぶん退役したPowerBook13'の再登場?)改善したらご報告いたします。

|

« 新型スカイライナーと逢いました | トップページ | 長尾毅彦先生のSTROKEセミナー »

コメント

待ってました(^_^;)ipadレポート。意外にクールな感想ですね。私も先週末秋葉原でちょこっといじりましたがWebみたりメールだけのウチの嫁さんみたいな人はノートパソコンはいらないのでは?と思いました。ただ今後Windows7やアンドロイドベースの似たような製品がでてくるかもしれないので様子見になるかも。私としては世話をするマシンが増えてしまうのが一番困ります。世話に追われて肝心の仕事がサッパリ・・・なんてね。最近も1年前に買った高価なボードが突然出てきて愕然としたりしてます。(^_^;)

投稿: hata | 2010.06.07 午後 02時37分

 ネットとメールだけなら小さいノートPCより楽です。初診の患者さんが待合室にいる間に症状経過を簡単なデータベース入力してもらうのに役立ちそうなので準備をしています。
 カミさんが3G版を持ってアメリカに出ましたが、まだ海外のネット利用が従量制なので自由に使えず困っています。Wi-fiサービスが部屋になく、有線LANでないとだめだとか。設定の済んだ無線ルータを持たせるべきだったと悔やんでいます。ソフトバンクの海外ネット定額サービスが始まるのを待つしかなさそうです。
 熊本の学会会場でソフトバンクのつながりにくさを経験してしまいました。アメリカ本土でSIMフリーの機体を購入し、FOMAネットワークを定額で使えるSIMを使うのが現状でのベストの選択かも。とは言っても、「さらに一台」は無駄になってしまうし...。

投稿: 管理人 | 2010.06.27 午前 08時50分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: iPadを1週間使ってみました:

« 新型スカイライナーと逢いました | トップページ | 長尾毅彦先生のSTROKEセミナー »