« iPadとiPhoneがファイルメーカークライアントになる! | トップページ | 10月の臨時休診について »

2010.09.23

第16回城東神経内科懇話会

1009jotoshinkei
 去る9月17日(金)、錦糸町東武ホテルレバントにて標記研究会が開催されました。当日のメイン講演は順天堂大学の田平武先生でしたが、その前座として「外来診療におけるアリセプト10mgの使用経験」と題した症例報告をさせていただきました。
 アルツハイマー型認知症の中心症状に効果のある薬剤は現在市販されているものではアリセプトが唯一であり通常使用量は1日5mgなのですが、「より進行して」しまった症例には10mgを使用してよいことになっています。しかし、実際には(1)より早期に使用容量を上げてしまった方が良い場合もありそうだ、(2)10mgを使用すると食欲低下や便秘・パーキンソン症状が出現しやすい、(3)5mgで効かなかった例には10mgでも効果がない、などのポイントがあり、それらを例を挙げてご紹介させていただきました。幸い、ご来場の先生方からのご質問も好意的であり、座長をお勤めいただいた東京臨海病院の今井先生にもお褒めのお言葉を頂戴いたしました。
 さらに、アルツハイマー型認知症は周辺症状が出現する場合もあり、そうした場合にはアリセプト増量より抗精神病薬や抑肝散などの併用の方が良いのではないかと考えており、実際の症例それぞれにおいて患者さんの状態をよく拝見しながらご家族とよく話し合って治療を進めているのが現状です。今後の認知症治療を続ける上で大きな励みとなりました。

|

« iPadとiPhoneがファイルメーカークライアントになる! | トップページ | 10月の臨時休診について »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 第16回城東神経内科懇話会:

« iPadとiPhoneがファイルメーカークライアントになる! | トップページ | 10月の臨時休診について »