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2010.11.28

第22回日本脳循環代謝学会

 表記学会に25日夕刻より始まった評議員会から出席してきました。今回の会長は大阪大学脳神経外科の吉峰教授です。会場は前回に引き続き大阪・千里ライフサイエンスセンターでした。
 この学会はもともと実験的脳虚血の研究会だったこともあり、基礎研究発表と臨床成績発表が半々ぐらいの比率という珍しい構成になっています。懇親会でも「会場のエーザイ本社で昼は職員食堂のカレーだったよね」などという昔話が持ち出されていました。個人的には、京都大学の総頚動脈に仕掛けをして前脳部の慢性低潅流状態をつくり血管性認知症モデルとする研究に興味があります。こうしたモデルはじっくり検討を進めないと結局「何を見ているかわからない」実験で終わる場合もあり、かつて自分が関与したフィラメントによる中大脳動脈閉塞モデルが今も役立っていることを自慢できると考えています。ランチョンセミナーでは医局の後輩にあたる山崎峰雄先生が非アルツハイマー型認知症のひとつとして注目されている「嗜銀顆粒性認知症」についてのご講演がありました。なかなか診断が困難な認知症ですが、「やたら怒りっぽくなる」「アリセプトが効かない」「海馬萎縮に左右差がある」などをよりどころに見つけてゆくことができるようで、今後注意していかなければならないことを痛感しました。
 さかのぼって(学会とは関連ありませんが)25日夜には鶴橋の焼き鳥屋さんで思いがけない方々とMacのことやMRIなどについて親しくお話しをさせていただくこともできました。詳しく書けないのが残念ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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