待つ人、待たれる人
今日は給料計算に疲れ、ぶらりと有楽町に出て2本の映画をハシゴしてきました。感想をひとこと。
「アメリア永遠の翼」主演の女優さんが実在のアメリアさんにソックリでしたね。彼女が飛んでいる最中にリチャード・ギア演ずるご主人が地上で待ちながらとても心配しているのを人ごとならず共感していました。ウチのカミさんもパイロットですが、免許取得のためアメリカで修行中は日本からムチャクチャ心配していたことを思い出しました。待つ人、待たれる人の立場によって感想が真っ二つに分かれるはず。
「Space Battleshipヤマト」うーん、メイサさんは悪くないんですが、ユキさんが強く逞しくなっては困ってしまう。また、佐渡先生の出番が少なすぎ(せっかく女医さんになったのだからもっと酔っぱらって沖田艦長に絡んで欲しかった)。イスカンダルやガミラスの人(たち?)の設定があまりに必然性がなさ過ぎて、CGにお金をかけて単にオモチャを動かしました、という映画で終わっています。第一期TVアニメ版のエピソードをつぎ込むと時間無制限になるおそれもあり、どんなシナリオにすれば僕らリアルタイム世代が満足できたか考え込んでしまいました(考えても作り直してもらえるわけではありませんが)。第2作「さらば」で導入された「ヤマトで自爆」を今作に持ち込まれたのは非常に心外。自爆テロと第一期ヤマトの深層はまったく異なっているはず。
ちなみに、2本の映画とも切符を買う人たちが求めるのはみんな「シニアチケット」ばかり。ほかの人たちはすんなり切符を手にしていたのに僕だけは「年齢を証明するものをご提示ください」ときました。喜んでいいのか、悪いのか?
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