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2011.02.27

J:COM江戸川で「頭痛」を語ります

 有線TVネットワーク、「J:COM」の江戸川区内向けの放送で、今週と来週の2回にわたり5分間の番組で「頭痛」について語ります。区民だよりの前後らしいのですが正式なタイムテーブルがわかりません。1回目(今週)は一次性頭痛について(頭痛体操もふくみます)、2回目(来週)は動脈解離やくも膜下出血などを含む二次性頭痛について、となっています。区役所やアーバンプラザのテレビの前で座っていた方が見やすいかも。ウチにもチューナーはあるのですがほとんど使ったことがありません。どんな番組になっているか楽しみでもあり、(実は)恐怖でもあります。
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(2月28日追記)ウチのTVはアンテナ経由でなくJ:COM経由のため、普通のTVでも111チャンネルを選択すれば視聴が可能で、録画もできました。噛んでいたり同じことを2度喋ったりで、オマケに元気がなかったようです。なんとか時間内に押し込んでくれたご担当者に感謝です。放送時間は午前中は日替わりですが夕方は5時30分から固定枠のローカル番組の中程に入っていました。今週いっぱいは「一次性頭痛」を繰り返します。院内では放送の都度、ご覧いただけるようにいたします。

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今月の研究会・講演会4題

24・25・26・本日と研究会/講演会が続きました。23日も含めると5日連続でちょっとバテ気味。
2月24日・NBM循環器研究会:浅草ビューホテルにて。ナラティブ・ベイスト・メディスン(患者さんの病気に関する物語を聞き出しそう、という医療)についての研究会。現在東京都医師会医療開発委員会でご一緒に答申を作成している足立区の須藤秀明先生がNBMについてのアンケート結果を報告されました。この委員会の答申は2年ごとに行われていますがこうした講演として発表される機会は少なく、とても有り難いことです。答申書の刊行は間近です。
2月25日・高血圧治療の新機軸:東京會舘にて。バルサルタン(ディオバン)とアムロジピン(アムロジン・ノルバスク)の合剤である「エックスフォージ」のプロモーションの研究会です。女子医大東医療センターの渡辺先生のABPM(24時間連続血圧測定)のデータを基にしたご発表は興味深く、バルサルタンが一番効率よく降圧効果を発揮するのは昼食後である、というポイントにびっくり。KYOTO HEART STUDYのサブ解析を発表された京都府立医大の松原先生の「日本発のARBにおける臨床研究(JIKEI HEARTも含む)は、実はARB+CCBが日本人の高血圧患者治療に一番適合していることを顕している」というご指摘にもさもありなん、と感じました。
2月26日・GCA研究会:野村コンファレンスプラザ日本橋にて。昨日のエントリーをご参照ください。
2月27日・頭痛フォーラム2011:グランドプリンスホテル新高輪にて。リザトリプタン(マクサルト)プロモーションの研究会です。日本各地から医師700名を集め、16題もの演題を揃えました。当院でも何例か発見されている動脈解離による頭痛や、ちょっと特殊な貨幣状頭痛、ボトックスを用いた緊張型頭痛・片頭痛の治療をご紹介されました。また、頭痛学会坂井理事長の「次の一手」として、頭痛センター構想と頭痛診療技術の確立(問診のみならず触診もふくめ)等が明かされ、実現が一日も早いことをお祈りしたいと思いました。懇親会でお会いした女子医大の清水先生には「江戸川区で講演したんですが、どこで見てもらえばいいか、と言う相談に対し目々澤先生にかかるようお話ししました」と言われ、何人か「清水先生にご紹介された」と遠くから来院した患者さんたちの顔が浮かびました。獨協の平田先生がお疲れ気味だったのが気になります。

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ずきずき・リリース

 本日(というか昨日)聴講してきた「GCA研究会」で大塚由美恵さんのハーブのお話がありました。これまで、片頭痛に効くと言われるナツシロギクやバターバー(ペタドレックス:頭痛大学の間中先生ご推薦)など試したことがあるのですがどれもイマイチで、質問したところ「フィーバーフューがいいですよ」とのこと。「そのままではちょっときついので他のハーブとブレンドした『ずきずき・リリース』というのがあります」との明解なお答え。ちょっとブログも覗いてみたところご本人も頭痛持ちらしく、なんとなく効きそうで早速注文してみました。届いたら娘(ゾーミッグ2錠のみしか効かない)にも飲ませて試してみます。結果が出たら再度報告します。
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(2月27日追記)調べたところ、「フィーバーフュー」は「ナツシロギク」でした。ブレンドで効果が出るのかも知れません。ナツシロギク単体では臭いで負けたところもあり、身の回りで試してみないと何とも言えません。

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2011.02.24

江戸川区医師会第8回綜合臨床研究会

1102mishina 江戸川区医師会の「内科系臨床研究会」が22年度より「綜合臨床研究会」と名前を変え、毎月開催されております。今月は小生が担当で、昨23日に日本医科大学内科学(神経・腎臓・膠原病リウマチ部門)講師の三品雅洋先生の「脳卒中医療連携におけるかかりつけ医の役割」をご講演いただきました。先生は小生が以前所属していた日本医科大学千葉北総病院脳神経センターで脳卒中治療に取り組み、周辺の医療機関のみならず千葉県全体の脳卒中パスを策定する大役を果たしてこられました。小生が行ったのは「神経内科が脳神経外科と連携して脳卒中をSCUに軽くても受け入れて予後を改善する」というところまでで、三品先生は「地域連携パスをつくり、急性期病院でなんとか持ち直した患者さんを地域に自立できる形でお返しする」システム作りの作業を黙々と行ってこられました。その業績が評価され、本年度から千駄木の日本医科大学付属病院へ戻され、都内における同様の作業を(たぶん)任されることになるのでしょう。普通の講演でよく聴かされる「EBMがどうの」という他人のデータの受け売りと違い、ご自分の経験に裏打ちされた実地臨床の話をじっくり聞かせてもらいました。都内ではこうした脳卒中パスは策定されていても地域ごとに差があり、また急性期病院からの連携会議も持たれていない状況であり、今後の先生の活躍が期待されます。
 なお、先生のブログはこちら。今回の記事も楽しみです。

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2011.02.21

当院での予防接種について

 3種混合ワクチン、MRワクチン、日本脳炎ワクチンなどは特にご予約がなくても常時在庫しております。
 肺炎球菌ワクチン、Hibワクチン、水痘ワクチン、ムンプス(おたふくかぜ)ワクチンは接種ご希望があるごとに注文を出しますのですべて予約制とさせていただきます。
 どうぞご了承ください。

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臨時休診のお知らせ

 3月25日(金)は、日本脳卒中学会出席のため、臨時休診とさせていただきます。どうぞご了承ください。

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