第2回 Stroke Seminar
サノフィ・アベンティスの主催による標記研究会がロイヤルパークホテルにて開催されました。日本医科大学内科神経・腎臓・膠原病リウマチ部門講師の大久保誠二先生に「当院SCUでの抗血小板薬の使用経験」について、また、亀有病院脳神経外科部長の山下陽一先生に「脳梗塞急性期患者の診断における経食道心エコー検査の意義」につきご講演いただきました。ちょうど同社の抗血小板剤であるクロピドグレル(商品名プラビックス)が、50mg・75mgいずれの使用量でも脳出血合併の発現頻度が少ないという論文が発表されたばかりで、タイムリーな勉強会となりました。日本医科大学付属病院(千駄木)のSCUでも、来院患者のうち10%近くが症状軽快したため収容されずに至っていること(こういう患者さんたちはその後の管理が非常に重要です)、さらに亀有病院にて「初期診断ですっきりしない」「発作性心房細動が隠れているような気がする」症例に対し経食道心エコー検査を積極的に取り入れられているのを拝見できたことが大変な収獲でした。
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