病院の実力:認知症(読売新聞)にリストアップされました
10月2日付け読売新聞都内版の「病院の実力:認知症」に、当院がリストアップされました。前回同じシリーズ記事で「片頭痛」でリストアップされた数日後、以前の頭痛の時と同じようなアンケートが送付され、院内でスタッフに「どうしよう、回答しようか、やめようか?」と聞いて「先生はやめろといっても書いて出しちゃうんでしょ?」と笑われたのを思いだしました。
たしかに、尋ねられた項目のうち、「認知症の新患数」「アリセプトの処方人数」「介護保険の主治医医見書の作成数」などはかなり多かったのは事実です。でも、認知症という病気は患者さんやご家族を結局はハッピーにしてあげることが難しく、「どうしたら少しでも患者さんがご家族と幸せな時間を共有する期間を延長できるか」について毎日悩みながら診療に当たっています。正解がなく、ブラックボックスの中でもがいているのも事実です。新しい抗認知症薬も患者さんとの相性で当たり外れがあり、少しずつ使用しながら効果の違いを見極めている最中です。
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