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2011.11.25

第39回日本頭痛学会総会

1111jsh 大宮ソニックシティにて埼玉医科大学神経内科荒木信夫教授を会長に標記学会が開催されました。今回は評議員会が早朝7時30分から、ということで5時半に早起きして京成線-京浜東北線を乗り継いで大宮まで出かけて参りました。
 今回のテーマは「頭痛と自律神経」ということで、同じタイトルの会長講演、シンポジウムがありました。荒木先生のお若い頃からのご研究を順を追ってご紹介され、さらに最新のデータもあり、片頭痛に自律神経がどれだけ深く関わっているかが理解できました。シンポジウムで興味が引かれたのは田村直俊先生の「交感神経血管説:戦前のドイツ語圏における片頭痛研究」でした。現在の片頭痛に関する理解はセロトニン・SD・三叉神経血管説などからオレキシンなど進歩著しいものがありますが、当時の学説も現在の視点から見てみるとちゃんと理論がよくわかる、というご発表でした。かつての論文の中に現在に通じる解釈を見いだすのはロマンチックでもあります。ニトログリセリンの片頭痛予防効果(発作間歇期に服用)などはいろいろな治療に効果がない患者さんに試す価値がありそうな気がします(注:片頭痛発作の時にニトログリセリンを使用すると症状悪化します)。昨年僕が座長をした際の「片頭痛に鍼」もシンポジウムに含まれ、埼玉医大では広い視点で片頭痛に立ち向かっておられるのがわかりました。

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