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2012.02.26

頭痛フォーラム2012

2012 エーザイ(株)が主催、日本頭痛学会後援の表記講演会に参加してきました。初っぱなに頭痛学会坂井理事長から「Headache Master School」の話がありました。英語でのスモールグループ研修も含む講演会を催し、100名ほどの「頭痛マスター」を養成する、というお話しです。さて、頭痛に関するこうしたメーカー主催の会は複数ありどれもプラクティカルな内容ですが今回も同様でなかなかためになりました。竹島多賀夫先生の「新規抗うつ薬のデュロキセチンは結構いい」という壇上でのつぶやきも聞き逃しませんでした(副作用は大丈夫でしょうか?)。
 さて、今回頭痛外来を謳っている専門医5人が壇上に上がり、「私の頭痛外来」というテーマでパネルディスカッションが行われました。そこで皆さんの「頭痛診療のモットー3題」が披露されましたのでご紹介させていただきます(本来はちゃんとそれぞれ詳しいコメントがあるのですがそこまでは再録できないので割愛させていただきます)。ながしま脳神経・頭痛クリニック長島正先生:わかりやすい診療、EBMに基づいた診療、シンプルな処方。秋葉原駅クリニック大和田潔先生:患者さんの訴えをよく聴く、患者さんを励まし続ける、禅の心でジッと忍ぶ。東京女子医大清水俊彦先生:余計なことを考えない、診療は日付が変わるまでに終わればよい(自分の時間は二の次)、頭痛は診れば診るほど見えてくる。広南病院松森保彦先生:「想定外」を意識して二次性頭痛を見逃さない、自分の知識の絶え間ないupdate、上質な問診のための忍耐力。西宮市立中央病院前田倫先生:痛みの本質を見過ごさない、頭痛は慢性疼痛の一つとして位置づける、3歩先を見つめ、2歩先を語り、1歩先を照らす。
 本日の会には慢性頭痛友の会の秋山扶佐子代表も会員アンケートについてお話しされました。地域による頭痛医療格差をなくしたい、とのお話しでしたが会員の方々は頭痛に関してかなり勉強しておられるようで、「こういう治療(投薬)を受けたい」とドクターにお願いしていいのでしょうか、と先ほどの専門医5人に質問されました。もちろん結構です、との回答を受け取られました。当院でも大丈夫ですし、大歓迎です。

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