上下肢拘縮に対するボトックス療法
一昨22日、浅草ビューホテルにおいて上下肢拘縮に対するボトックス療法に関するハンズオンセミナーがGSK(グラクソスミスクライン)の主催で開催されました。講師は帝京大学リハビリテーション科の栢森良二教授でした。
まず、動画を多用した症例呈示が行われ、その後でGSKの社員の方にモデルになっていただき、標的穿刺部位を確認するためのご指導を受けました。前腕部の同定が難しい部分に対しては簡易筋電図を用いた同定方法(希望して自分でやらせてもらいました)もデモしていただきました。長母指屈筋と深指屈筋は深く、橈側・尺側手根屈筋は浅いところにあることが身をもってわかりました。自分が上下肢拘縮に対するボトックスの講習を受けた際は大胸筋などへの施注はマニュアルにありませんでしたが、今回はようやく掲載され、実際に施注部位の確認も出来ました。かなり腱に近く腋下のすぐの場所で、30単位という少なめの注射量でよい、というのも大切なポイントでした。
その際に使用された簡易筋電図(クラヴィス・ボジェクトニードル)と音声入力波形分析ソフト(Pocket Wave Pad)のリンクもしておきます。
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