幻の第47回葛飾花火大会
昨7月23日、葛飾区江戸川河川敷で第47回葛飾花火大会が催され...るはずだったのですが、折からの豪雨で中止となってしまいました。警備にはあの「DJポリス」まで動員されていたそうだったのですが。
僕は江戸川区医師会の理事会だったため京成小岩の「錦」で夕食をカミさんと摂った後、彼女を新柴又駅近くまで裏道を走って送り届け、柴又通りを南下していたところ突然の豪雨が始まったのでした。以下は、カミさんの体験談。
雨が降り出した時、私は江戸川堤防に上がっていました。あと5〜6分もすれば花火の打ち上げが始まりそうな時に雨が降り出したので雨宿りができそうな場所....と周りを見渡すと北総鉄道のガードが。そこの下は警備用のライトが点いていて明るくなっていました。そうこうするうちに突然大粒の雨が降り出し、雷も鳴り始めました。河川敷にいた人たちが蜘蛛の子を散らすように土手を駆け上がるのが見えましたが、私はとにかく雨宿りを続けました。主人が心配しているといけないのでメールを打ちましたが、電話はあきらめました。もはや、花火大会ではなくあちこちに落ちる雷がみんな見渡せ、雷大会という有様でした。でも、私のいた場所では何のアナウンスも聞こえませんでした。
なんとか雨が小降りになり、傘を差して帰途につきましたが途中の警備のアナウンスでは「今日の花火大会は中止です、明日への順延もありません」とのこと。どうも、発射寸前だった花火には雨よけのビニールシートをかけたり格納したりすることは不可能な状態での雨の始まりで、準備した花火は大半がダメになったらしい、という話が聞こえていました。土手の上を歩いて帰る人たちも大勢いましたが落雷が怖く、土手を越えて民家の間の道をたどって自宅まで帰り着いたのです。浴衣で来ていた人たちも多く、あの人たちはずぶ濡れになってどうやって電車やバスに乗ったのだろう、と心配しています.....。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント