2024.11.09

「スマホNo.1メディア」で、医療ネットワークとスマホを利用した医療情報について語りました

 ITジャーナリストである石川温(つつむ)さんがパーソナリティを務めている「スマホNo.1メディア」からお誘いを受け、「東京都が目指す、医療ネットワークの未来」についていろいろお話しをしてきました。
https://omny.fm/shows/spno1/pc-spno1-241107-pre001?in_playlist=spno1

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 石川温さんは、10月8日に行われた東京都医師会定例記者会見においでになり、僕がしゃべった「スマホの医療記録をスマートに医療機関に渡すためには」と言うプレゼンをご取材いただき、今回の番組につながったものです。

東京都医師会定例記者会見(2024年10月8日)

 この記者会見におけるプレゼンは下記のWeb記事になっています。
Dig-It「Apple Watchのデータを医療機関に見せるのに最適な方法は……プリントアウト!?」(村上タクタさん)

Med IT Tech 「専門医がApple Watchのデータを『紙出力してほしい』と呼びかけた理由とは?」(河田茂さん)

 これらもぜひ一緒にご覧いただきたく存じます。

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2024.10.07

「マイナ資格確認アプリ」が登場しました 〜オンライン資格確認の非常用サブシステムとしての導入お薦め〜

 医療機関の方々からオンライン資格確認についていろいろな心配事を聞かされます。「もしも顔認証機が故障したらどうすれば良い?」「感染症外来での利用はどうしたらよいか?」....。それらに対する解答がようやく出てきました。それが「マイナ資格確認アプリ」です。

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https://iryohokenjyoho.service-now.com/csm?id=kb_article_view&sysparm_article=KB0011664

記事内にある「オンライン資格確認操作マニュアル(管理者編)第6章 マイナ資格確認アプリ管理」ではこれら全てのやり方はわからず、アクティベーションコードを得るだけで精いっぱいでした。

https://iryohokenjyoho.service-now.com/csm?id=kb_article_view&sysparm_article=KB0010259

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 今回は、小林典雄先生の成功事例に倣い、まとめを作成いたしました。
https://www.facebook.com/kobayashi.norio.39/posts/pfbid02Ln9HxZZWfG7vgnku3FuTGSQgUQr3D88XvEwtLbA7UmfwtDrcs2HvWYmo3AK2BKKWl

 こちらがスマホにインストールできる「マイナ資格確認アプリ」です。これはiPhone用、Android用ともに誰でもストアでダウンロード出来ますが、オンライン資格確認の端末が導入された医療機関しか利用することは出来ません。

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 アプリを起動するとまず初期登録画が開きますが、ここで入力する項目は、オンライン資格確認端末(以下オン資端末)から用意する必要があります。

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 オン資端末に管理者権限でログインして以下を実行します。ログインのための詳細はオン資端末業者が端末とともに納品していったはずの「資格端末仕様書」の設定情報にあるユーザ名ID・パスワード表をご確認ください。

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①「環境設定情報更新」で「訪問診療等機能」を「利用する」に変更します

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②「アカウント管理」で利用するスマホについての登録を行います。権限区分を「医療情報閲覧」を選択すること、さらにユーザID(任意)・ユーザ名(任意・全角指定)・ユーザ名(カナ全角)・利用開始日(当日)を入力し、利用開始日は未入力で「登録」を押します。すると、任意で設定したユーザID用のパスワードが発給されるので必ずメモを取りましょう。いったんここで管理者権限からログアウトします。

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さらにログイン画面からここで表示されたユーザID・パスワードを用いてログインし、初期パスワードから使いやすいパスワードに変更しておきます。これでこのスマホ用IDからいったんログアウトします。

③ あらためてログイン画面から管理者権限でログインしなおし「アクティベーションコード管理」を開いて機種名を入力して、自動発番されるコードを取得します。

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 ここでスマホに戻り、アプリ上で必要項目を入力します。

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 その後、改めてログインし、マイナンバーカードをスマホに接触させると、めでたく健康保険証情報が取得できました。

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 本来はこのアプリは在宅診療で用いるためのものですが、既に院内にオンライン資格確認端末があれば必要情報が取得・管理できるため、ぜひ非常時用・あるいは発熱外来用としてご準備いただければ有用ではないかと思います。インストール・導入に関しては面倒な操作もありますが、お役に立てれば幸いですし、これはあくまでも非常時のためのサブシステム、と受け止め「イザと言う時のために利用せずに済めば越したことはない」と考えることにしたいと思います。

 なお、この方法は下記の厚生労働省資料に則ったものです。

https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001193993.pdf

 肝となるページを抜粋しておきます。

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 また、日本医師会では「医療機関等向け総合ポータルサイト」からマイナ資格確認アプリ利用開始申請を行う方法を都道府県医師会を通じて日本全国地区医師会へ発出していることも付記しておきます。

https://iryohokenjyoho.service-now.com/csm?id=oqs_csm_top

 サイトにログインした後に利用開始申請を行うためには「特定健診・特定保健指導機関届(保険医療機関)」を添付しなければならず、書類探しに時間がかかったり、集合契約元である地区医師会から控えを送ってもらったりと何かと手間がかかります。

 

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2021.01.04

N95「改」耳かけ型をつくってみました。

コロナ対策の要「マスク」。医療用に用いるN95はいろいろなタイプがありますが、当院で入手できた3M製のものは西洋人の小頭に合わせてあるのか、きちんと2本のバンドを頚と頭頂部に回すと窮屈です。なんとか楽にしたい、とスタッフがバンドを切って左右別々に結んでみましたが却って耳に当たって痛く、使い物にはなりません。

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そこで、一計を案じ、上バンドと下バンドを左右別々にループを付け替えれば簡単に普通マスクと同様な耳かけに改造してみました。

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ニッパーでステープラの針を起こして...

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外すとベルトも取れます。

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左右、上下を交互はずします。

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外した一端を同じ側にステープラ(大きいものを推奨)で止めます。ベルトがねじれないように注意。

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これで完成。

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ちょっとだけ楽に装着できるようになりました。僕の顔面だとマスク周囲の「洩れ」も起きません。休憩で水分補給するときにも自由度が増しました。

なお、顔面へのフィットは個人によって差があります。使用に当たってはどうか個人責任でお願いいたします。緩そうな場合はベルトを短めに止めるなど工夫することをお忘れなく。

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2020.09.08

Apple Watch心電図機能のPMDA承認、おめでとう!

 思えば長い年月でした。Apple WatchのSeries4が登場したときに米国仕様で採用された心電図機能。この機能の日本導入により日本国内での脳塞栓発症が少しでも減少させられるように、との思いから、日本医師会の医療IT委員会で「PMDAでの認可が進むよう、また Apple が認可申請していないなら日本医師会から逆にラブコールを送るようなアクションがとれないものか」という提案を行ったのが平成30年の10月でした。この時はあえなく「複数の関連学会からの要望があがらない限り日本医師会からの発信を行うことはできない」という返事をいただいています。この後、日本脳卒中学会の主要メンバーを前にApple Watch心電図機能の国内導入を求め、幹部の会合の議題にまでしていただいた(らしい)ものの、結局は「反対する人たちがいて実現できなかった」というメッセージを受け取りました。不整脈がご専門の超有名ドクターに相談したときなど「そんなものが日本で使われたら外来が混んで困る!」とまで言われてしまいました。

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<日本医師会医療IT委員会議題、Apple Watchの件が入っています>

 しかし、それでもめげずに事あるごとに(当時の日本医師会横倉会長がまん前で聴講いただいていた際にも)講演などでアピールを続けました。また、米国仕様なら日本に持ち帰ってもちゃんと心電図機能が使えることを知り、現地に出かけて買い込みました(おかげで自分の不整脈を見つけるというおまけ付き)。

 そのApple Watchが、9月4日にPMDAにて「家庭用心電図プログラム」および「家庭用心拍モニタプログラム」として承認され、昨日7日からネットを賑わせることとなりました。この「家庭用医療機器プログラム」としての認可は国内初、とのこと。素晴らしい落とし所があったものだと感心しています。ちょっと考えてみると、厚生労働省がどう考えたかがよくわかりました。あくまでApple Watch心電図機能は「持ち主に普通ではないことを気づかせる」ものである、ということ。もし動悸・息切れに気づいてApple Watchで心電図を撮って「心房細動が疑われます」とアラートされたら、症状が続くなら急いで、また症状が途切れたのなら慌てずにかかりつけ医を受診して相談しましょう、と言うことです。ここまで、あっという間の2年間でした。でも、「ホントに長い」年月でした。

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<Apple Watch 記録の一例>

 さて、そうした記録をもちこまれたかかりつけ医はどうすれば良いか?まずはその場で12誘導心電図を撮ります。そこで心房細動が確認できれば、そこで診断がつきます。もしそうでなかったら?その患者さんはもしかすると「発作性心房細動」という発見の難しい状態かも知れません。実は僕の不整脈はApple Watchでは「判断不能」とされていましたが、「チェックミーPro」という、医療機器認可をとっている携帯型心電図で記録したところ心室期外収縮の連発でした。こうしたところが「家庭用機器」と「プロ用機器」の違い。間違っても、Apple Watchを何台か買い込んで「××外来」など実施してはいけません。Apple Watchで気づいた患者さんはきちんと医療機関を受診してプロの医療者としての検査機器で精密検査を受ける必要があります。その代表的な機器としてはホルター心電図。24時間超の連続記録を自動分析して診断をつけます。また、トレッドミルなどで負荷をかけた心電図も「アリ」。しかし、発生頻度が低くしょっちゅう発生していない不整脈には「携帯型発作時心電図記録計心電図:代表は前述したチェックミーPro」が必要。こういった装備はすべてのかかりつけ医で用意されているとは限りませんが、必要に応じ精査加療のできる医療機関を紹介してもらえるはずです。

 言い換えると、もし「患者さんがApple Watchが心房細動があると言った、だから抗凝固剤を出した、そしたら患者さんが出血性病変で死亡した」という事例があったら医者は裁判で負ける、ということにもなりかねません。これだけはご用心ください。

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<チェックミーPro
記録の一例>

 さらに、医療記録としては患者さんがApple Watchで持ち込んだ心電図データをどうやって記録するかも問題。院内にAir Printを受けつけるプリンタがあれば、そこに向けてApple Watchに紐付けられているiPhoneから「プリント」してもらうのが簡便。また、iPhoneではアプリ「ファイル」にPDFとして心電図データを保存することも可能。保存したPDFをAir Dropで受け取ればOK。でも、この技は目々澤醫院のようにMacをメインシステムとしている診療所でなければ無理。とは言え、われわれ医師にとって、特に脳卒中を主たるフィールドにしている自分にとってApple Watch心電図機能の認可はたいへん嬉しいニュースです。一日も早いAppleからの実装発表が待たれます。

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2019.12.27

「めまいとけいれん」について再びニッポン放送の「Cozy Up!」で語りました

12月23・24日と26・27日の4日間、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」で「めまいとけいれん」というテーマでお話をさせていただきました。すでに放送はすべて終了しておりますが、下記リンクから4回分の放送をお聴きいただくことができます。お時間のある時、ぜひクリックしてみてください!

第1回目(12月23日)テーマ:耳が原因となるめまいについて

第2回目(12月24日)テーマ:脳卒中が起こすめまい

第3回目(12月24日)テーマ:眼瞼けいれんやこむら返り・貧乏ゆすり

第4回目(12月25日)テーマ:小児期から起こるてんかんと高齢発症のてんかん

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2019.07.19

「意外に知らない頭痛の話」をニッポン放送の「Cozy Up!」で語りました

7月16日から19日までの4日間、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」で「意外に知らない頭痛の話」というテーマでお話をさせていただきました。すでに放送はすべて終了しておりますが、下記リンクから4回分の放送をお聴きいただくことができます。お時間のある時、ぜひクリックしてみてください!

第1回目(7月16日)テーマ:頭痛とはどんな病気?

第2回目(7月17日)テーマ:頭痛が起こった時、何科に行けばいいのか

第3回目(7月18日)テーマ:片頭痛

第4回目(7月19日)テーマ:特に注意したい頭痛

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2019.04.15

AI問診「Ubie」が取り上げられました

当院では2017年春よりAI問診「Ubie」を採用し、患者さんの予診をとらせていただいております。 本システムはタブレット(iPad)で簡単な選択肢を選んでいただくことにより、これまで紙ベースでおこなっていた頭痛問診を電子化し、問診時間の短縮と効率化をはかり、かつ患者さんご自身の訴えを明瞭化するという効果があります。さらに「痛む場所の指定」や「おくすり手帳に書き込まれていた処方薬のリスト化」も装備されていて、電子カルテの記載がたいへん省力化されます。それだけでなく、「陽性症状(こんなことやあんなことがあった)」を記載するだけではなく、診断に重要な役割を果たす「陰性症状(これこれの症状はなかった)」もきちんと記載されることによって、問診上重要な「聞き漏らし」がなくなり、医療安全に役立ちます。

Ubieの使用実績については2018年11月の日本頭痛学会総会で発表をおこないました。

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そののち、医療系サイトm3.comの「AIラボ」で漫画入りで紹介されました(要ログイン)。

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さらに、2019年4月6日の読売新聞でも紹介されました。頭痛やめまいで初めて来院された患者さんは一度だけ味わうことになります。どうかおつきあいくださいますよう、お願いいたします。この記事ですが、4月20日にWeb上の「Yomi Dr.」にもアップされました。

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2017.03.01

広報えどがわに記事を書きました

「広報えどがわ」3月1日号(No1829)に慢性頭痛について院長が書いた記事が掲載されました。地元の人たちのお役立てれば幸いです。
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2015.12.08

「病院の実力」に「慢性頭痛」で掲載されました

1512 10月に「認知症」の江東版で当院が取り上げられていたことはすでにご報告済みです。今回、12月6日(日)の読売新聞全国版の「病院の実力」の「慢性頭痛」にて取り上げられていました。片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛の年間患者数を報告し、頭痛に対する理学療法の有無を書き込むアンケートを返送しただけですが、掲載して頂けるのは有難いことです。
 もちろん、有力な先生がおられる病院・診療所が入っていないなどの難点もありますが、4年ごとにこうしたデータが明らかにされるのも定点観測のように意義あることかなと思います。

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2015.11.21

掲載誌が発行されました


先日開催された「MCSS2015」、グループリーダーとして3回めの参加でした。3回で卒業、ということですので今回が最後です。来年からは気楽に参加できるようになります。昨日郵送されてきたのが「Headache and Clinical Science」最新刊。こちらに昨年開催された「MCSS2014」の報告が掲載されていました。プロの方が纏めてくださったものですが、自分の名前が載るのは嬉しいものです。この年は檀野先生にサブリーダーをお勤めいただきました。先生は今年から頭痛学会評議員になられています。

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より以前の記事一覧