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2009年5月 9日 (土)

ルンドの町は花盛り

0905masakomag 情報交換や歯科材料の仕入れなども大切ですが、スウェーデン・ルンドは昭和63年から2年半を過ごしたいわば「ふるさと」。ですから、この時期に来られたからには空き時間にはいろいろ楽しまなくては「もったいない」。実は復活祭からしばらく経った今の時期はこちらの町はそれまで寒さで固く閉じられていた植物の花が一斉にひらく最高の季節なのです。こちらはルンド大学本部前の噴水をバックにしたマグノリア(木蓮)です。マグノリアには真っ白な種とこうしたピンク混じりの種があり、ここでは本部棟建物前に左右で両方の色が植え分けられています。

0905masakofire また、4月30日の夜は市立公園で「ワルプルギスの火祭り」が行われました。これは、春の到来を告げる儀式と言われていますが、古くは魔女払いの意味もあったと言うことです。こちらに住んでいた頃には1〜2回しか参加したことがないのに、こうして短期間訪れただけで出くわすことが出来るなんてラッキー!でした。晴天が続いたため、乾燥して周りへの引火の可能性があり、消防自動車が例年より多く待機して、たき火の規模も小さめにされるなど、かなり注意深く用意されていたのだ、と聞きました。20数年前にこのお祭りにご一緒したイェーテボリに留学しておられたN先生ご夫妻のことをふと思い出しました。帰国以来ご連絡がとれず、申し訳ありません。もしこのブログをご覧になっていたらご連絡ください。

0905masakocherry さて、ここは主人の研究室「ワレンベルグ脳研究所」の裏側の通りです。日本の桜と比べるとピンクが薄く見えますが、こうして真っ白な桜もずっとつながると見事です。こちらの友人は「これから夜桜見物よ」といって火祭りをよそにここの桜並木に来ていたようです。

0905masako1 さらに、郊外へ出ると一面真っ黄色の菜の花畑。「今年はいつもより2週間満開が早い」とのことでした。マグノリア、桜、菜の花と一度に、それもわずか10日間の間で出逢えるなんて滅多にないことです。短いけれどルンドの春を満喫することができました。

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